Struveaspis sp.

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この種類が2011年頃に市場に登場した時は衝撃的でした。ファコプスといえば万国共通のデザインで、その代名詞ともいえる複眼が張り出しているのが当たり前であったのに、ほぼ頭部の輪郭に沿う様に組み込まれているのです。Jorfの新種として一気に価格が高騰して行きました。その後、価格面では落ち着く時期もありましたが、近年はJorf産の絶産により市場から姿を消しつつあります。硬質で透明感のあるJorf産の代表種として、産地の個性を代表する存在であります。

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  • 最近特にめっきり見かけなくなりましたね、Struveaspis。今ちょうどMDLさんが同種か類似種の標本を出しておりますが、このような大型のものは少なくなりました。JolfのPhacopidaは変わり種が多くて気になる存在が多いですが、中でも特殊なフォルムをしており、興味深い種です。

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      Trilobites

      2020/08/12

      登場が遅かった種類は、無くなるのも早いというのがモロッコ産の教訓ですね。一時は、豊富に供給された本種も最近見かけないのは、これに当てはまると思います。昔の原石が尽きると再び幻種になる気がしています。変わり種ファコプスの中で、本種は上位にいますね。こんな複眼を持つファコプスなんて登場するまで想像もできませんでしたから。

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