- Trilobites Museum
- 4F Devonian period
- Harpes hamarlaghdadensis
Harpes hamarlaghdadensis
比較的近年に市場に現れてきたHarpesの仲間です。Lioharpesという仮称でも見かけますし、Harpes hamarlaghdadensisという学名も記載が確認されている訳ではありません。Jorf独特の硬質で透明感ある母岩から棘の先端まで丁寧に剖出されています。一般的なモロッコで産出するHarpesより鰐が丸みを帯びているのですが、Eoharpesの様に棘の先端が角が取れた様にはなっていません。
Trilobites
2020/06/24ORM 2019年08月20日 18:23
非常に美しい標本ですね。私もハルペスの仲間を何標本か持ってますが、いずれもお尻の先がくるんと丸まっていて、この標本の様に綺麗には伸びていないです。
元より見た目秀麗な種ですが、ジョルフ特有の透明感のある母岩も相まって、より優美に感じます。
2019年08月20日 21:58
> ORMさん
必ずしも完全体の真っすぐ伸びた標本だけを求めてはいないのですが、この標本は、たまたま運がよく巡り合えただけです。この2年で何とか手にできるくらい市場に現れたJorfのHarpesですが、まだ入手困難なタイプもいますね。[Fossiles du Maroc]229PのAなど、この個体以外は見たことが無いレベルです。