Asteropyginae gen. et sp. indet

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モロッコ産を多く収集しているコレクターであれば、本種が近縁の何れの種とも同じで無い事に気付くでしょう。大きさは2cm程度と大きくはありませんが、尾部の棘がPsychopygeの様に長く、Metacanthinaの頭部を組み合わせた様な姿をしています。過去に多くのモロッコ産を見て来てはいますが、同じ種の個体は見かけず、デボン紀モロッコ産において最希少種の一つと考えます。

【標本リンク】 FFストア
http://www.ffstore.net/detail/ncl_001.html

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    Trilobites

    2020/06/20

    ORM 2019年06月01日 10:19
    "Fossiles du Maroc"のP281に掲載されているのが、本種でしょうか。市場レベルでは他に、Edcopeだったかで1体見かけた事があるかな程度の、極端に産出量が少ない種という印象です。おっしゃるように、ある種と別の種を組み合わせでできたかのような、不思議な種ですね。希少性に加えて質が素晴らしく、母岩のプレップも特徴的で、Hammi工房で仕上げたのだろうなと言う事が一目でわかりますね。

    2019年06月01日 21:28
    > ORMさん 
    そうですね。「Fossiles du Maroc」281pの標本が本種です。購入元はFFストアでNeocalmonia sp.という仮称で長いこと売れ残っていた標本です。この手の希少種は高額なので、手を出すのは賭けなのですが、何年経っても大量流通しないので、賭けは成功したかなと思っています。同じ281pの「C」もHammi工房の標本で押さえているのですが、どうなるでしょうか。

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