- Trilobites Museum
- 2F Ordovician period
- Flexicalymene granulosa
Flexicalymene granulosa
Flexicalymeneは、オハイオ州で産出するF.retrosaが多産していたこともあり、ポピュラーな種類の印象を受けますが、ペンシルヴァニア州から産出する、この種類は桁違いに貴重です。全体的に茶系の渋い色合いをしており、同じ年代のScotlandのGirvanの化石のように見えます。この標本自体も「Extinctions,INC.」のネットミュージアムにも登場する標本です。
【標本リンク】Extinctions,INC.
http://www.fossil.net/site_arc/index.cfm?action=item&prod_id=699&site_acr=tr&
trilobite.person (orm)
2020/06/07一見すると、どこかにいそうな普通のカリメネのように見えますが、
記憶を辿れど、この種に合致するカリメネを言い当てられず、大変貴重なタイプのカリメネである事が分かります。
ペンシルヴァニア州産というのも興味深いですね。
多くの種は比較的ありふれているカリメネですが、このようなレアタイプのカリメネが居る事で蒐集の幅が広がり、
コレクションしがいが出てきますね。
Trilobites
2020/06/07この20年位に、本種を見かけたのは記憶を辿れば本標本を入れ3回位しかなく、数あるカリメネの中でも最も入手が難しい一つかもしれません。カリメネは多産種というイメージで一つあればいい位で軽視するコレクターもいるかもしれませんが、幾つかの種類は凄い価格で取引され、何年かけても入手できない様な希少種もいる事実を伝えたいですね。