Isoprusia sp.

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Laethoprusia sp.やUndescribed Odontopleuridといった仮称でも見かけるのですが、まだ正式な命名はされていないと思われます。広義のKoneprusiaの一種であることは間違いないのですが、棘を含め全体的に線が細めです。棘の生え方も胸部の上半身はまるで欠けてしまったかのように不自然に生えていなかったりします。市場を見ていると、この種類に近縁な幾つかの別種も見られますが、なんせ高額な種類のため、全てを網羅させることは難しいです。

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    Trilobites

    2020/08/19

    ORM2019年08月20日 18:11
    この種、胸部上半分の棘は元々無い種なんですね! 市場でよく見かける度に、この標本も胸部の棘が欠損しているなぁ、などと考えてました。これは勘違いしておりました。そう分かった上で改めて観察すると、実にアンバランスな種ですね。本来、あるべきものが無いといいますか。
    同産地のリカスのように大々的にでなく、気づいたらいたぐらいの認識でした。改めて面白い種だと気づかされました。

    2019年08月20日 21:50
    > ORMさん 
    欠損の可能性はゼロではないです。棘が細すぎて生前に失ってしまったのかもしれません。ただクリーニングで失ったわけで無いことは確かです。頭部直下に棘があるタイプや、胸部から尾部まで連続的に棘が続くタイプなど、どれも魅力的な亜種が見られますね。絶産する前に抑えたいのですが、懐事情が許しませんね。

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