- Trilobites Museum
- 4F Devonian period
- Platyscutellum cf. massai
Platyscutellum cf. massai
モロッコでもScutellumの仲間は、種類は多く魅力的な尾板をしているのですが、どの種類も数は少なく近年は更に貴重になってしまいました。Platyscutellumという種類は、丸みを帯びた尾板が特徴で、Scutellumの中でも産出量が特に少ないことで知られます。産状は、基本的には部分化石であり、完全体は幻とされていました。この種類、イミテーション(贋物)が数多く出回っており、オークションやミネラルショーでも良く見かけます。コレクターには、Platyscutellum=贋物のイメージが定着してしまい、常に疑いの目を向けられてしまう種類なのですが、裏を返せばそれだけ魅力的な形態をしていて、完全体が貴重な種類でもあるのです。
Trilobites
2020/08/17爆裂する紅伝説2013年03月25日 22:39
おお、Platyscutellum massaiですね! 一昨年、一部に修復があるものの、ほぼ全身の物を運よく入手できました。ぼくも、この尾に魅せられました。確かに写真でも分かるイミテーションを、ネットオークションでも良くみますね・・・
2013年03月25日 23:03
> フィロさん
Platyscutellumの尾板は、美しい畝が素晴らしいデザインだと思います。
この尾板を使って水中を素早く泳いでいたのでしょうね。
幻の三葉虫だけあってイミテーションも多く造られたのでしょうが、
その存在感のある尾板が美しいからだと思っています。
みー2013年03月26日 01:55
この形の三葉虫で一番気になるのが、肢はどうやって付いてたのかってことです。
やっぱり胴部にワサーっと付いていたのでしょうか。肋葉の隙間から鰓脚が見える感じで。
2013年03月26日 06:56
> みーさん
このタイプの肢付きは、発見されてませんからね。
バージェスのオレノイデスは、同じCorynexochida(目)ですが、
尾部までぎっしり生えているように見えます。