デイヴィッド・ホックニーとは?
デイヴィッド・ホックニー(David Hockney・1937年生まれ)は、イギリス出身の作家。1963年にアメリカに渡ってからは、アメリカ・ロサンゼルスを断続的に制作拠点としている。
1960年代イギリスのポップ・アートムーブメントに最も貢献した人物で、最も影響力のある20世紀のイギリスの画家の一人とされる。
作風はアメリカ西海岸の明るい陽光を感じさせる華やかな色調で、室内風景やプールのある邸宅、人物などを描いたものが多い。また、2010年のiPad発売時より、いち早くドローイングツールとして使用していることでも有名。
代表作のひとつ「芸術家の肖像画―プールと2人の人物―」(1972)は、2018年11月に現存作家で最高額の9031万2500ドル(約99億円)で落札されたが、2019年5月にジェフ・クーンズ(Jeff Koons)の「ラビット」が9107万5000ドル(約100億円)で落札されたことにより、記録が塗りかえられた。