インバーテッドプリーツとは?

ひだ山の突合せで作られるタイプのプリーツのこと。
インバーテッド(inverted)とは、英語で「反転した、逆にした」という意味。プリーツ(pleats)とは、生地の伸縮などのゆとりを持たせる、また生地に立体感を出してエレガントに見せる、運動量を加えるために布を折って作られるヒダまたは折り目のこと。
プリーツは1本1本きっちりとヒダ先まで折りが入っているため、山の頂点が明確な尖ったイメージや堅いイメージがあるが、連続したプリーツは生地の躍動感から柔らかさが表現される。折り山が途中で消えるものはダーツ、折り目がついていないものはタックと呼ばれる。
スカートに施される場合は「インバーテッドプリーツスカート」と呼ばれる。ジャケットに施される場合は、後ろ身頃に施されるセンターベントやサイドベンツとは異なり、開きがないことが特徴。かつては軍服だったトレンチコートのディテールから取り入れられたデザインで、基本的にはあおり止めのボタンは外して着用する。

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コート解体新書:第二回「ホースライディングコート」雨を攻略せよ_image

コート解体新書:第二回「ホースライディングコート」雨を攻略せよ

ヴィンテージコートの定番品を例に、コートの源流をたどる連載。第二回は乗馬用に特化したディテールを備えるホースライディングコートを取り上げる。

オイルドクロスやマッキントッシュのゴム引き素材で作られたコートは雰囲気がある一方、短所も抱えているようで…。

コート解体新書:第三回「トレンチコート」いかつさには理由がある_image

コート解体新書:第三回「トレンチコート」いかつさには理由がある

時代が移ろい、その機能が求められなくなったとしても、現在進行形で生産されているコートの中には主要なデザインが開発当時から変わっていないものも多い。時代に流されない普遍性はどこにあるのだろう?

ヴィンテージコートの定番品を例に、コートの源流をたどる連載。第三回はトレンチコート。ステンカラーコートと同様に、バーバリーとアクアスキュータムのトレンチコートを比較しながらディテールを紐解いていこう。

コート解体新書:第七回「カバートコート/ローデンコート」ゲームハンティングの目線で考え抜かれた代表例_image

コート解体新書:第七回「カバートコート/ローデンコート」ゲームハンティングの目線で考え抜かれた代表例

ヴィンテージコートの定番品を例に、コートの源流をたどる飯野高広さんの連載。第七回はカバートコートとローデンコートを取り上げる。

どちらのコートもユニークなディテールを備えているが、それにはちゃんと理由がある。

コート解体新書:第八回「ポロコート」アメリカトラッド系とクラシコイタリア系を比較する_image

コート解体新書:第八回「ポロコート」アメリカトラッド系とクラシコイタリア系を比較する

ヴィンテージコートの定番品を例に、コートの源流をたどる飯野高広さんの連載。第八回はポロコートを取り上げる。

人気が定着したアメリカとイタリアのものでは、生地もシルエットも異なるそう。

コート解体新書:第六回「ガーズコート/ブリティッシュウォーム」ミリタリー系の傑作_image

コート解体新書:第六回「ガーズコート/ブリティッシュウォーム」ミリタリー系の傑作

ヴィンテージコートの定番品を例に、コートの源流をたどる飯野高広さんの連載。第六回はガーズコートとブリティッシュウォームを取り上げる。

あまり耳にしたことの無いコートかもしれないが、どちらもミリタリー系のコートの傑作だ。

「クラウド・ミュージアム」導入インタビュー | ブリティッシュメイド   モノを愛するユーザーたちとの交流プラットフォーム_image

「クラウド・ミュージアム」導入インタビュー | ブリティッシュメイド   モノを愛するユーザーたちとの交流プラットフォーム

生地にもディテールにも確かな「理由」 と「思い」がある「Classic Norfolk Jacket」がついに完成_image

生地にもディテールにも確かな「理由」 と「思い」がある「Classic Norfolk Jacket」がついに完成

尾州で最も古い歴史を持つ毛織物メーカー「国島」代表・伊藤核太郎さんと、国内外に熱狂的なファンがいるクラシックファッションブランド「ADJUSTABLE COSTUME(アジャスタブルコスチューム)」オーナー兼デザイナー・小高一樹さんのおふたりがタッグを組んだ、Muuseo Factoryコラボレーション企画「Classic Norfolk Jacket」。

日本の羊飼いの熱い思いに共感し立ち上げた国島のプロジェクト「The J.SHEPHERDS」に別注した純国産ツイードを使用し、小高さんのデザインで作製されたノーフォークジャケットがついに完成しました!

今回は、服飾ジャーナリストの飯野高広さんが小高さんに取材し、こだわり抜いたデザインやディテール、このプロジェクトにかけた思いをお届けします。

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「クラシックだから」の一言で片付けたくない。英国ブランドが世界中で愛されるのはなぜか?

ファッションの世界は不思議だ。

いつの時代にも「流行り」が誕生し、人々は最先端のデザインや素材に魅了される。

しかし、流行りを追い続けるとふと「基本(スタンダード)」に戻りたくなる。クラシックウェアと呼ばれる、英国的な紳士の服装。年齢を重ね、仕事の責任が大きくなる、立場的なものが関係しているのかもしれない。

東京の青山に本店を構え、創業から50年以上が経ち、英国ブランドの輸入総代理店を努める渡辺産業が運営する「BRITISH MADE」は、そんな英国のクラシックウェアが集まっているショップだ。

書籍「紳士服を嗜む」を執筆した飯野高広さんをナビゲーターに、BRITISH MADEが発信する「英国プロダクト」の真髄を探った。

いつの時代にも「英国」がクラシックウェアの中心に存在するのには、理由がある。

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近代デザインのキーワード:唯美主義

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この連載ではアーツ・アンド・クラフツ運動からポストモダンまでの近代デザインにまつわるキーワードを、当時の社会の状況と合わせてまとめます。

第2回のキーワードは「唯美主義」。ただただ美しさを追求するべきものである。そんな提言を掲げるエスシート(唯美主義者)たちの限りなく芸術家らしい美に対する情熱に、きっとあなたも憧れるはず。

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イギリス文化に身を浸す一日。第五回「ブリティッシュ コレクターズ マーケット」レポート

「イギリス」と聞いて連想されるのは、英国紳士やUKロック、優雅なティータイム。では英国の文化を日本に輸入している方々が感じる「英国らしさ」はどこにあるのだろう?イギリス文化が集まるイベント「ブリティッシュ コレクターズマーケット」を取材した。


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コート解体新書:最終回「ダッフルコート」老若男女に似合う唯一のコート

ヴィンテージコートの定番品を例に、コートの源流をたどる飯野高広さんの連載。最終回はダッフルコートを取り上げる。

防寒作業着として生まれたコートは、時を経てどのように変化してきたのだろう。ダッフルコートと一口にまとめず、それぞれのディテールを細かく見てみよう。