グローブトロッターとは?

グローブトロッター(GLOBE TROTTER)は、1897年にデヴィッド・ネルケン(David Nelken)によって設立されたイギリスのトラベルケースブランド。
地球という意味の「globe」と、巡るという意味の「trot」で「地球をめぐる(Globe Trot)」というこの言葉は19世紀の流行語だった。
英国王室を始め、冒険家やセレブリティなど多岐にわたるファンから長く愛され続けている。最大の特徴は、ヴァルカン・ファイバーという特殊紙を何層にも重ね樹脂でコーティングした素材で、頑丈かつ軽量な、19世紀の最先端素材を使用していること。
創業当時と変わらぬ製法で、熟練した職人の手により、イギリス内にある自社工場にてひとつひとつ丁寧に作られており、今も少量生産を保っている。

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服飾ジャーナリスト・飯野高広さんのより詳しい解説付き!

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100人コレクターがいれば、100通りのコレクションがある。これはコレクションの内容だけでなく、コレクターがコレクションと向き合う時のマインドにも言えることではないだろうか。

たとえば、現代アート・コレクターの小松隼也さん。作品を人知れず黙々と蒐集する愛好家を、仮に「内向的コレクター」と表現するなら、小松さんは「外向的」なコレクターだ。気に入った作品や作家を、積極的に友人知人に紹介する。コレクター仲間を増やしたいのだという。

コレクター仲間が増えるというのは反面、ライバルを増やしかねない行為ではないか。小松さんのオープンなスタイルには、どんな思いが込められているのか。ご自宅でお話をうかがった。