アウトワーカーとは?

外注の靴職人

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ビスポークシューズ「Ann.」――伝統の継承と探求心――_image

ビスポークシューズ「Ann.」――伝統の継承と探求心――

インタビュー第1弾の今回は、ビスポークシューズメーカー「Ann.(アン)」代表、そして靴職人でもある西山氏を訪ねました。

イギリスで修行を積まれ、帰国後は大阪・中崎町に構えたお店で、革靴を受注制作されています。ストイックな職人気質ながら、とても気さくな方です。英国風のお洒落もお似合いでした。インタビューを通して、美しい靴を作るに至るまでのお話、言うなれば「職人、西山彰嘉(あきよし)」の歴史を、その人物像も含めて探っていきたいと思います。

ビスポークシューズ「Bonta」 ―― the職人、ここにあり ――_image

ビスポークシューズ「Bonta」 ―― the職人、ここにあり ――

インタビュー第2弾の今回は、Bonta代表、靴職人の長谷川一平氏を訪ねました。
イタリアで修行を積まれ、帰国後は東京の靴専門学校ギルドを経て、大阪でビスポークシューズと修理のお店をされています。
私が氏について説明するとき、いつも使う言葉が、「the職人」なのですが、今回のインタビューを通して、そう感じる理由を伝えられたらと考えています。もちろん、技術的な話だけではなく、「職人、長谷川一平」の人となりも探っていきたいと思います。

古びた靴に新たな未来を。ロンドンの靴職人たちが魅せる美しき技_image

古びた靴に新たな未来を。ロンドンの靴職人たちが魅せる美しき技

イギリスのヴィンテージ事情をレポートしていただく本連載。今回はロンドンに根を張る日本人靴職人に、ヴィンテージシューズの修理を依頼した様子を紹介していただきます。週末ともなればアンティークマーケットが日常的に開かれているロンドン。しかし、意外なことにヴィンテージの洋服を安心して預けられる職人は少ないようです。

唯一無二の1960年代スタイルを愛する紳士にその魅力を聞く_image

唯一無二の1960年代スタイルを愛する紳士にその魅力を聞く

普段私たちが何気なく着ているスーツ。いつ頃誕生して、どのような道のりを歩んで来たのでしょうか。

スーツの祖先に当たる「サックスーツ or ラウンジスーツ 」が出現したのが19世紀後半のこと。田舎などで着用するカジュアルウェアという位置付けでした。20世紀に入ると急速にその地位を上げ、各時代を象徴するようなスーツのスタイルも生まれました。

本連載「紳士服タイムトラベル ー ヴィクトリア朝から1960sまで」ではスーツに焦点を当てながら、当時の服装を愛し、日常的に着用して生活している方々にお話を伺い、紳士服の歴史における代表的な時代を切り取ります。

本連載の最後となる今回は1960年代にタイムトラベルします。スーツの歴史の中でも唯一無二といえるほど特徴的な60年代のスタイル。今回は60年代の強烈な個性に魅せられたLee Morrison(リー・モリソン)さんにお話を伺います。

リーさんはミューゼオスクエアへの登場は2回目で、【共通項は実用性。Instagramで話題のヴィンテージコレクター「Lee Morrison」インタビュー】ではご自身の貴重な靴コレクションと靴への愛情を語って頂きました。前回のインタビュー記事でも触れましたが、リーさんはイギリスはノッティンガムでバーバーを経営され、ヴィンテージ・シューズやヴィンテージ・スーツに並々ならぬ情熱を注がれています。フォロワー2万人を超えるインスタグラムのアカウント(@bespokeaddict)を通してご自身のこだわりの詰まったコーディネートを披露されています。

本記事ではリーさんのアイコンともいえる60年代のスーツの特徴や魅力を語って頂きます。

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幕開けを迎える中国靴 ー靴職人の成長と消費者の洗練、そして靴業界の成熟ー

無類の革製品好きであるライターのOyaが、千葉県印西市に店舗を構えるレザーショップ「LEATHER PORT」代表の井熊氏を訪ねた当企画。

前編では当ショップの代表ブランド「名も無きビジネスシューズ」のディテールについてご紹介した。

後編となる本稿では「LEATHER PORT」で取り扱う美しきマスターピースを制作する中国南部の靴職人について、日本、いや世界の靴マニアにとって未知の領域である中国の靴業界事情についてお届けする。

中国という名の近くて巨大な「パンドラの箱」を開けてしまった井熊氏。どんな話が飛び出してくるだろうか。

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コート解体新書:第五回「チェスターフィールドコート」優雅さ際立つ一着

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よく耳にする「チェスターコート」は、本来の「チェスターフィールドコート」とはまったく異なるもののようで……。

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工房「ZORRO」 あなたと作る世界に一つだけのジュエリー

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どんな要望にも耳を傾けてくれる工房が、ZORROです。

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世界的評価を受けるHIRO YANAGIMACHI。聡明な靴が出来るまで。

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