MUUSEO SQUARE
出版社:Foulsham & Co Ltd
アンティークシルバーを購入するならば、ぜひ一冊は持っておきたいホールマーク辞典。作られた時代や場所を調べることでより銀器の世界を知ることができる。ポケットサイズのため、アンティークマーケットで持ち歩くのにも適している。
シルバーのティーセット。ひとりで姿勢を正し、紅茶を味わいたくなる相棒
Muuseo編集長・成松が自身の愛用品をひっそりと語るこの連載、今回は白銀に輝くティーセットについて。100年以上前に作られた銀器からは、背すじがスッと伸びるような歴史が感じられます。
銀器の歴史をアンティークショップ「ジェオグラフィカ」で学ぶ
今回は銀器の美しいだけじゃない、歴史的、文化的背景についてもう一歩足を踏み入れて覗いてみたい! ということで、目黒にあるアンティークショップ「ジェオグラフィカ」の英国銀器講座を取材しました。いつもの突撃レポートとはちょっと違うアカデミックなテイストでお届け。
スターリングシルバーの歴史と定義、お手入れの秘訣。
1本置いただけで、食卓の雰囲気がガラリと変わる。スターリングシルバーには、そんな独特な美しさがある。エレガントな意匠、凝った細工、珍しい造形。そして何よりスターリングシルバーの放つ、優しい輝き。この記事では、意外と知られていないスターリングシルバーの定義や歴史を掘り下げつつ、長く付き合っていく為のお手入れ方法について紹介する。
人気シリーズ『THE 飯茶碗』に新作が登場!機能的で漆工が美しい『THE 箸』にも注目。
定番とは何かを考え、この世界にない新しい定番をつくるブランド「THE」。「THE 飯茶碗」は、持ちやすさにこだわった形状を5つの異なる名産地の窯元に落とし込み、土、釉薬、仕上げなどそれぞれの産地の表情を愉しめる人気シリーズだ。その現在のラインナップに加え、8月上旬から新たに唐津(佐賀県)、美濃(岐阜県)が登場。また、多様な所作に機能的に応える竹製の箸『THE 箸』も同時発売する。
気分はまるで考古学者。アンティーク・シルバースプーン収集のススメ。
食事をするだけならば、大量生産されたステンレスのフォークやスプーンで事足りる。そんな時代においても、シルバーのカトラリーに魅了されるのはなぜだろう?眺めて磨いて、また眺める。アンティークのシルバーカトラリー、とりわけイギリス製のスプーンを収集している服飾ジャーナリストの倉野路凡さんに、そのコレクションを見せていただきました。
The Okura Tokyoを支える「美のアトリエ」、洋白銀食器について
ホテルオークラ東京が、2019年9月12日のThe Okura Tokyoとして開業します。それに向けて、取り組みの一片をシリーズで紹介しています。レストランやホテルにおいて、重要な役割を示すシルバーウエア。ナイフ・フォーク類のカトラリー、袋物と呼ばれるスープチューリンやコーヒーポット、パーティーや結婚式などの宴席に華やぎを添えるジャーマンプラターや飾台などの大型銀器まで、その種類はホテルオークラ東京が保有するものだけで約500種類に達します。
HARIOランプワークファクトリー福島県南相馬市小高区にガラス工房新設
1921年創業の耐熱ガラスメーカーHARIOが手加工技術の継承と雇用促進のために設立した、ガラス工房「HARIOランプワークファクトリー」(本部:東京・日本橋、代表柴田保弘)。2019年1月20日から、福島県南相馬市小高区にも新施設がOPENしました。
ドロシー・ファイブルマンの陶芸作品がボーンチャイナ製の器として誕生
練り込みの陶芸作品を高度な転写技術で再現した器洋食器メーカーのニッコー株式会社から、陶芸家ドロシー・ ファイブルマンの作品をファインボーンチャイナに表現したシリーズ『CLOVER』『GEOMETRIC』『WAVE』が発売。透光性のある練り込み作品で世界的に知られる陶芸家ドロシー・ ファイブルマン。今回発売するシリーズは、彼女の緻密な作品のディテールを ニッコーの高い転写技術によって、 ファインボーンチャイナに表現されている。 透明感のある淡いグラデーション、奥行きのある繊細な絵柄が特徴だ。
全国各地の職人が手掛ける器が集る「いまの暮らしに、健やかな美を 民藝展」日本橋高島屋S.C.にて9/6(日)まで開催中!
本流からニューウェーブまで、全国各地の職人が生み出すぬくもりある手製の器が勢揃い。人々に生活の中の美を“示唆”し続ける民藝の魅力に焦点をあてた「いまの暮らしに、健やかな美を 民藝展」が、高島屋 東京・大阪会場にて順次開催!民藝の提唱者である柳 宗悦氏が見出し、今も続く各地の民藝の品々を展示・販売。さらに現代の生活の中で民藝を楽しむアイデアに触れる企画展示、未来の民藝を考える展示物なども併設されています。
「ボヘミアガラス」って知ってる? 〜チェコの宝石みたいなガラスとの出会い〜
「ガラス」とひとことで言っても世の中には様々なガラス製品があります。世界のガラスを求めてたどり着いたチェコ雑貨の専門店「チェドックザッカストア」。そこで巡り会ったのは「宝石のようなガラス」でした。今企画は3回に渡り、チェドックザッカストアの店主、谷岡さんにチェコのガラス製品の魅力とチェコ文化を伺います。第1回は、チェコ雑貨を語る上で欠かせない「ボヘミアガラス」。あまり聞き馴染みのないこのガラス、「ボヘミアガラス」って一体なんだろう?
トルコのガラスとトルコの伝統文化
地理的に、アジアとヨーロッパの文明どちらも入ってきやすいことから、東西文明の十字路と言われるトルコ。前回は、トルコのガラス産業について、ガラスカップに焦点を当て、トルコ人のお茶の文化とともにご紹介しました。今回はトルコの代表的なガラス産業のひとつトルコランプをはじめ、日本ではあまり知られていないトルコの伝統文化についてご紹介します。今回も、トルコ雑貨専門店「セヴィンチエイト」の小坂さんとブルジュさんに教えていただきました!
まだ見ぬ有田焼を産む窯元『李荘窯』、新たな伝統を紡ぐ
Muuseo Factoryで販売を開始した「Arcadia銀彩崩し市松文 長角皿」。この作品の長角皿を手がけたのが佐賀県有田町にある有田焼の窯元・李荘窯。有田焼と聞くと皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。佐賀の伝統工芸? 白いお皿? 李荘窯が生み出す、複雑な模様の器やSFのような球体のお重といった作品をみれば、有田焼のイメージはきっと一変します。CGによる設計の導入や、窯元による共同プロジェクト「ARITA PLUS」の発足、そして海外への有田焼の発信など意欲的な活動をされている李荘窯4代目当主・寺内信二さん。寺内さんが目指す有田焼について伺いました。