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零式艦上戦闘機《デル・プラド 世界の戦闘機》
零式艦上戦闘機。デル・プラド社「世界の戦闘機」の1/97ダイキャストモデル。約12cm長。
設計者:堀越二郎・曾根嘉年他。1939年初飛行。
零式艦上戦闘機は、第二次世界大戦期における日本海軍の艦上戦闘機。略称、零戦。試作名称は昭和十二年度試作艦上戦闘機。
投入された日中戦争から太平洋戦争初期にかけ、3,000 kmの長大な航続距離・20mm機関砲2門の重武装・優れた運動性能で、米英の戦闘機に対し優勢だったが、大戦中期以降は、アメリカ陸海軍の対零戦戦法の確立、F4UコルセアやF6Fヘルキャットなど新鋭戦闘機の投入で劣勢となるも、後継機烈風の開発が遅れたことにより終戦まで日本海軍航空隊の主力だった。格闘戦を重視した軽量設計であったが、戦闘爆撃機や特攻機としても使われた。
開発元は三菱重工業。三菱に加え中島飛行機でもライセンス生産、総生産数の6割以上は中島製である。生産数は日本の戦闘機では最多の1万機以上。
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