スペクトルマン

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【番組概要】
『スペクトルマン』は1971(昭和46)年1月2日から1972(昭和47)年3月25日まで放送された特撮TV番組。
放送開始当初は番組タイトルが悪役を冠した『宇宙猿人ゴリ』(第1話~第20話)であったのが、その後『宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン』(第21話~第39話)を経て、最終的に『スペクトルマン』(第40話~第63話)へと改題された。

【プロフィール】
指令衛星ネビュラ71からゴリ追跡・地球防衛の任を課せられた、未開発遊星の保護を目的とする宇宙連合に所属する、ネビュラ遊星のサイボーグ・エージェント。地球への派遣に際し、地球人に模した姿が与えられている。
普段は蒲生譲二(がもう じょうじ)と名乗り、政府機関である公害調査局第8分室・通称「公害Gメン」(後に再編成され、「怪獣Gメン」となった)に所属している。怪獣と戦う時は変身し、直線で構成された金色の頭部、胴体を覆う硬質皮革風プロテクター、金色の腕・脚を覆うスーツにブーツ・グローブ、シンボルマークを中央にすえたベルトの装着といった、独特の姿を持つヒーローと化す。この変身は蒲生の身体自体の変形ではなく、ネビュラの承認を受けて照射された光線を浴びることにより、転送されたマスクやスーツなどの装備が蒲生の全身に包まれ、装着・変身するというものである。第2話では、変身が解除されて昏倒している蒲生のかたわらに転がっているスペクトルマンの頭部を、ラーが分析のために持ち去る描写があり、この頭部がスペクトルマン自体の顔でなくマスクであることがわかる。このことからも、スペクトルマンの容姿があくまでも正体隠蔽、かつ戦闘用のための装備を装着した姿であることがうかがえる(このマスクは、ネビュラ側でゴリのもとから即刻奪還されている)。しかし、この設定は次第に曖昧な描写への変化を経て、最終的にスペクトルマンは蒲生の身体が変化~変身した姿という雰囲気が作られていく。ただし、ゴリ討伐の任務を完遂して遊星へ帰還次第、蒲生としての容姿は抹消され、二度と彼の姿に戻ることは不可能となるらしい(最終回で蒲生が「この顔ともお別れか…」と呟く台詞による)。そのため、本来のネビュラ人サイボーグ・エージェントとしての「スペクトルマン」がスペクトルマンのままの姿なのか、またはまったく別の容姿を持つのかは明確に描かれていない。
地球人にとっては「スペクトルマン」とは、一貫してあくまでも変身体のことを指すが、ネビュラ71にとっては変身体も蒲生譲二の状態も一貫して「スペクトルマン」であり、常にそう呼ばれる。
あくまでも極秘の地球滞在での防衛活動のため、地球人にもゴリ側にも正体は絶対秘密であり、第1話ではネビュラに「正体が知られたら解体する」と厳命されている。しかし実際のところ、第62話でラーに知られた際(ラー配下のサイボーグに「痺れガス」を浴びせられたのにまったく反応しなかったことから判明)や、最終話で木戸口二郎や倉田室長に正体を知られても、ネビュラから実際に処罰されることはなかった。
変身に際して特にアイテムを用いることはないが、独断での変身はできず、ネビュラからの許可をもらったうえでそこからの光線照射が必要である。一般的には右腕を斜め前方に突き出し、上空に見えるネビュラに変身許可を求めて承認を受けるか、逆にネビュラからの変身指令によって変身する。なお、ネビュラを目視できない場合の変身は不可能である。変身後は自在に(場合によってはこれもネビュラの指示により)巨大化できる。第20話では富士山よりも巨大化し、数個のガスタンクを火口に投げ込むという荒技を披露した。これは巨大化の限界に達してエネルギーが激しく消耗し、しばらく戦闘不能になる。
怪獣に苦戦して引き分けるか、あるいは一度もしくは数度にわたり敗北するケースも多く、1エピソードの2話中に数回にわたって1体の怪獣と対戦し、やっと倒せることが多い。また、必殺技がスペクトルマンの体力を著しく消耗させ、怪獣を倒しても倒せなくても倒れ込んで行動不能になることが多い。(Wikipediaより)

【このアイテムについて】
『スペクトルマン』はとてもユニークな番組です。
番組名が変更になるなんて序の口で、やはり敵役がタイトルというのは斬新過ぎたんでしょうね。
蒲生譲二が自分の意志で変身できず、いちいちネビュラ71の許可がいるというのも設定としては独特です。
エンディングソング「ネビュラの星」なんか、「スペクトルマン カイジュウヲ コロセ」というネビュラ71の何とも物騒な台詞が流れるシュールな曲です。今ではコンプラ的に絶対アウトでしょうね。
子供の頃、黄土色のスペクトルマンのパチソフビを持っていたのですが、「ヒーローなのに何て地味な色なんだ…」と思っていましたが、実物も代り映えしなかったという…それが今では魅力に感じられるのだから人間の嗜好というものは変わるものです。
こちらはインスパイアの「レジェンドヒーロー・リターンズ」というシリーズで、大きさはバンダイの「ウルトラヒーローシリーズ」(旧シリーズ、いわゆる800サイズ)と同じくらいの大きさです。
マスクは口元と頬が丸みを帯びた形状のCタイプです。

#ソフビ #スペクトルマン #インスパイア

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