ミツウネアワビ

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 世界一奇妙なアワビと言っても過言ではないでしょう。一体どう進化したらこのスタイルになったのか…
 「三つ畝」と言いますが、それぞれの畝の印象もかなり異なります。一番内側の畝は、鱗片状の彫刻列が数本巡っており、太い綱に似た印象です。二本目の畝は孔列が突出したものですが、横から見ると甕のような形をしています。三本目は外縁部が盛り上がって結節列を作ったもので、この他の種では見られません。
 そしてダメ押しのように、縫合から一本目の畝にかけて、かなり強い襞が伸びています。英語名はおそらくここから来ているのでしょう。また、螺塔がアワビにしては高く、横から見ると次体層は半分浮き上がっていて、私には低気圧の雲が連想されました。
 多い種ではないものの「ものすごく珍しい」とまではいかないようで、このくらいのサイズなら意外と手軽に入手可能です。

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    fanta

    2020/10/04

    アートなデザインに驚かされますよね^^
    私は“タコの足”w浮かべてしまいましたが、低気圧の雲というイメージも面白いです😄

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      Wiwaximaminashi

      2020/10/04

      日本のアワビのイメージからは考えられない格好ですよね。
      なるほど、この皺感とか含めて、たしかに孔列が吸盤に見えてきますね(笑)

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