「レイアウト テクニック」(機芸出版社)

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鉄道模型雑誌「鉄道模型趣味(TMS)」の機芸出版社による特集号、赤茶色の「レイアウト テクニック」、昭和48年の初版発行本で、前年の黄色い「レイアウトモデリング」に次ぐ合本特集号です。

古い鉄道模型ファンは、間違いなくこの赤茶色いこれと、黄色いテクニックの2冊は皆さん持っていたと思います。

私の子供のころに父が持っていて、この本はそのオリジナル。
私も子供のころに父の書棚から勝手に取り出して読んでました。私のバイブル本の一つだと思います。
そして、父の死後、その本を引き継いで私が今でも持っています。

荒崎良徳氏のHOレイアウト「雲竜寺鉄道祖山線」や、なかおゆたか氏の機関区セクションの紹介など、子供心に憧れを持って読ませていただきました。また、さまざまなテクニック紹介、たとえばギャップの切り方とか、信号所の作り方、火の見やぐらの作り方など、いまでも参考になると思います。

初版は昭和48年ですが、我が家のは昭和51年の第4版です。
広告はおそらくその年の広告募集で掲載していると思われますが、カツミ模型店、カワイモデル、中村精密、トリオ商会、珊瑚模型店、しなのマイクロなど、時代を感じさせる広告の数々も、いま見返すととても興味深いです。
英国のPECOの線路も、この当時は機芸出版社が輸入代理店だったので、全面広告が出ています。

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