「炎の騎士」(大日本絵画 MGコミックス/小林源文作)

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第二次大戦時の親衛隊将校、大戦後半は戦車部隊を指揮して活躍したヨーヘン・パイパーの物語。

この書から、親衛隊といえども戦闘部隊の人たちは、一般の陸軍部隊と同様にロシアの泥沼の中や、ヤーボの跳梁する欧州の危険な空の下で這いつくばって戦っていたことを理解しました。

しかし、ビットマンのところでも書きましたが、ヒトラーの時代のドイツとナチス党、そして親衛隊の歴史は複雑です。このストーリーを読んだだけでは親衛隊員だったパイパーさんの思想的なところまでは分かりません。私は他の歴史書でこの分野をしっかりとは学んでおりません。
なので、単純にコレだけ読んでこの分野の真髄を語ることは出来ませんが、日本の戦記自伝と同様に、当時、命をかけて戦っていた人たちが実際にいたという事実だけは、後世の我々は知るべきだとは思います。言いたいことがうまく表現できませんね。すみません。

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    fanta

    1 day ago - 編集済み

    わかります…
    (と、簡単に言うのもなんですが💧)

    とかく批判され、タブー視される側であっても、
    一人一人には人間ドラマがあった…ということを知るのは、
    歴史では大事な見かただと私も思います。

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      T. S

      1 day ago - 編集済み

      最初、もう少し暑苦しく書いたんですが、テーマが微妙なので上記のような少しアッサリ表現に留めました。

      とはいえ、個人個人の物語、そういう視点での歴史の記録も大事だな、って思うんです。
      このフロアだと大戦中のパイロットの自伝をいくつか載せてますが、ああいうのはけっこう貴重な記録で、戦争って全体を「歴史」として記録するだけでなく、中からの当事者目線での記録も大切だと思います。
      生の姿と言いますか、現場の生の様子をしっかり記憶することが、戦争の悲惨さ、陰惨さ、残酷さなど現実を伝えることにつながります。
      当時、そこにいた人たちが何を考え何をみたのか、何を感じたのかを後世に残すことが大切だと思います。

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