「シャーロック・ホームズ 10の怪事件」(二見書房/G・グレイディ、S・ゴールドバーグ、R・エドワーズ共著 各務三郎訳)

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「シャーロック・ホームズ 10の怪事件」

シャーロック・ホームズを題材にしたゲーム・ブック。
制作者の方々も非常なシャーロキアンだと思われ、ゲーム中にはおもわず微笑んでしまうマニアックなネタがあちこち仕込まれています。

読者(ゲーマー)は、浮浪児のベーカー街探偵団の一員となり、ホームズとは別にそれぞれの事件に取り組みます。

まず、事件が提示され、あとは、地図、タイムズ紙、住所録などを使って自分で調査を開始。

さいごに答え合わせをしますが、その際、事件にまつわる数問の設問以外に、シャーロキアン・クイズも併せて提示されるのがミソ。

どの事件もこのゲーム本のために書き下ろされたものですが、本当にコナン・ドイルが書いたような雰囲気があり、よくできています。

高校生の頃に母が買ってくれたことを覚えています。
いまでも遊べる。。。
秋の夜長にピッタリ。

―10の怪事件ー
① 武器商人殺人事件
② 放蕩息子の死
③ ライオン殺害事件
④ 〈像と城〉劇場の死体
⑤ ミイラの呪い
⑥ 「鼻のかけた男」
⑦ テムズ川連続殺人
⑧ 錫の兵隊
⑨ 謀殺された弁護士
⑩ 名画盗難事件

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