黒鉱 (kuroko ore) 釈迦内鉱山 #0684

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釈迦内鉱山産の黒鉱を切断し、一面を研磨した標本です。黄銅鉱を多く含み、ガスが閉じ込められたのか小さな孔が多数見られます。(1枚目と5枚目の全体写真のみ背景をソフトウエア処理しています。

釈迦内鉱山は秋田県北鹿の産銅地帯の一部として 、1965年(昭和40年)頃から日本鉱業(現ENEOS)により黒鉱鉱床の開発が進められました。銅、鉛、亜鉛、硫化鉱、重晶石を産し,精鉱は日立,佐賀関その他の製錬所へ送って製錬していました。1987年(昭和62年)に鉱量枯渇によって閉山しました。

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