1999 トヨタGT-one(TS020)“ESSO Ultron”
「そういえばGT1クラスのマシンを一台も持ってないな」と思っていた時にちょうど発売され、購入したモデルです。 1999年のル・マンはなにかと話題の多いレースでしたが、おそらく最も有名なのはメルセデスの“離陸”ではないでしょうか。 そしてもう一つの話題が、トップを追いかけるこのマシンに襲いかかった悲劇だと思います。 ミュルサンヌを抜けて、インディアナポリスへ向かう全開区間を駆け抜けている最中の、突然のバースト。 片山選手のとっさのステアリングさばきでスピンは避けられたものの、トップのBMWに追いつく可能性がなくなってしまった瞬間でした。 アンドレ・デ・コルタンツがデザインしたマシンは、当時の僕には違和感がありましたが、モデルを手にレーシングオンと見比べて遊んでいると、流れるようなフォルムがとてもカッコよく、暗にマルボロを示したカラーリングもシンプルで非常に良い、大好きな一台です。 #コレクションログ