1985 ポルシェ956 "Schiesser"
ネットで956/962Cシリーズを閲覧していた時に見つけて、ベロフがブーツェンと組んでファステストラップを記録したマシンと知るや否や、すぐに飛びついてしまった記憶があります。 果敢な走りで驚くような速さを見せるドイツ人ドライバー、ステファン・ベロフは1984年までポルシェ・ワークスでしたが、1985年にはブルンからWECに参戦します。 ワークスの962Cを相手に956で奮闘し、このホッケンハイムでもファステストラップを記録しますが、ガス欠によりリタイアしています。 その後の運命については説明の必要は無いと思いますが、速さの“向こう側”に行ってしまった気がします。 モデルは、鮮やかな濃淡のブルーを綺麗に再現してあります。スポンサーの“Schiesser”はドイツの老舗下着メーカーのようです。 ショートテールはミニチャンプス、ロングテールはスパークと心の中で勝手に決めているのですが、フロントのオーバーハングが長すぎるように見えるスパーク製956より全体的にバランスの良いプロポーションとなっており、鮮やかなカラーリングと相まって、非常にカッコいい大好きな一台です。 #コレクションログ