少年版江戸川乱歩選集 『一寸法師』,『幽鬼の塔』,『三角館の恐怖』 書籍 1970年代 20250327

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人生初の江戸川乱歩、そして生賴範義との出会いがこれらの本です。1972~73年頃、小学校4年か5年のときに読んだものでした。

乱歩の紡ぐ物語もさることながら、生賴範義のこの装丁。児童書とは思えないグロテスクさです。トラウマというほどではありませんが、色々と影響されたことは間違いありません。
そしてこの表紙に魅入られたように、50年来これらの本を手放すことができませんでした。手にすると、いまだに子どもの頃のドキドキ感がよみがえるようです。

これらの本は2018年、東京・上野の森美術館で開かれた「生賴範義展」でも現物が展示されていました。

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    石泉亭

    3 days ago - 編集済み

    これは大人が見ても怖いですね。

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    • 石泉亭さん、コメントありがとうございます!。

      リアルで凄い構図なんですが、それぞれの物語に実際に出てくる場面なんですよね。生頼さんはちゃんと読んで絵になさっているようです。

      それにしても、コンプライアンスや様々な配慮がされるようになった現在とは根本的に何かが違うというか、時代を感じさせられる思いです。

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