サウンドトラック・パラダイス ヨーロッパ編

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 1998年1月4日発行。本書の特徴は、2枚目の画像にある本展示アイテムの裏表紙の帯の部分に記載されているので、ここでは省略。ということで、次段以降は本書の感想などを述べることになるわけですが、現在のような冷静な心持ではなく、本展示アイテムを入手して最初に読んだ時の心持を、思い出しながら綴っていきたいと思います。
 冒頭に掲げた出版日より程なくして書店で本書を見つけ、購入した帰路に電車の中でざっと目を通したのですが、正直言ってかなりショックを受けました。それまでは、まあ、それなりに収入の中から少なくない比率でサントラ盤の入手のために資金を投入し、まあ、それなりのコレクションを構築できたと密かに自負していたのですが、本書内に掲載されているレコードのジャケットはその殆どが見たことのないものばかりであり、その羅列されているレコードジャケットの美しさとカッコよさ、何よりもおそらくはこの先も実物を手にすることがないであろうという渇望感に打ちひしがれたわけです。
 その時から20年以上が経過し、21世紀になってからの映画音楽が相対的につまらない内容のものが多くなってしまったことを痛感する現在に至り、ますます20世紀の映画音楽への憧憬が強くなってきた昨今、たまに本書のページをめくっては思いを馳せることがむしろ楽しみにもなっています。
#サントラ #映画音楽 #サウンドトラック・パラダイス 

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