MINOLTA MC W.ROKKOR 28mm f2.5(初期型)

0

MINOLTA MC W.ROKKOR 28mm f2.5(初期型)

7群9枚 340g 1969年
最短撮影距離0.5m
最小絞りf16

このレンズは界隈では有名なトリウムレンズ、所謂、アトムレンズ(放射能レンズ)です。
高い屈折率のレンズを作るためガラスに酸化トリウムを含有しています。

ライツの沈胴ズミクロン50mmf2もRadioactive Summicron(放射能ズミクロン)と呼ばれアトムレンズです。

アトムレンズには黄変という持病があり、時間が経過すると黄色に変色します。
アトムレンズは性能が高いものの持病により短命に終わりました。
ミノルタでは鷹の目58/1.2とこのレンズがトリウムレンズと確認しています。
28/2.5は1969年〜1973年の5年間と短命に終わり、翌年から28mm/f2.8が登場します。

程度が良いのに黄変により安価で販売されているのを目にします。
今回購入したのも薄曇りと記載されていましたが、黄変と小チリでした
黄変は紫外線照射により改善される事がわかっています。
2日〜3日、ブラックライトを照射し続け改善を目指します。

性能良く、安価、私のようなジャンクレンズ使いには堪らないレンズです

28mmf2.5は3種類存在します。
初期型と2型はカタログスペック上同じで他のMCレンズ同様ローレットの形状違いのようです。
3型はゴムローレットとなっています

https://twitter.com/unknown001z/status/1507530342193803265?t=CG-fvPMowpXU7MXlf_yJOQ&s=19

https://twitter.com/unknown001z/status/1508181287776915458?t=vDtn8JtnSr3wQMqwquXhkQ&s=19

Default