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- 4F MINOLTA(ミノルタ) AF
- MINOLTA AF ZOOM 35-105mm f3.5-4.5(New)
MINOLTA AF ZOOM 35-105mm f3.5-4.5(New)
MINOLTA AF ZOOM 35-105mm f3.5-4.5(New)
1988年春、ミノルタは第二期αシステムとして、α7700iを始めとするαシステムiシリーズを登場させました
コレに伴いレンズ群も従来品の6割以下の重さ、大きさのズームレンズ5本を登場させました
「35-105mm、70-210mm、100-300mmは幅広い撮影目的をカバーする普及価格の高倍率ズームレンズ、35-80mm、80-200mmは操作が簡単で使いやすいズームレンズ」
「レンズ駆動系の改良、被駆動レンズユニットの軽量化、低粘度グリースの開発によってレンズ本体のAF速度を1.5倍に高速化する」
「マクロ撮影領域のAF化を図り切り替え無しでマクロ撮影領域から無限遠までAFを可能にする」
というコンセプトを持ちます
本レンズは、α7700i、α5700iの標準ズームレンズとして画期的な小型、軽量化を目標に開発されました
10群12枚、最短撮影距離0.85m、290g、当時の販売価格41,000円
1985年のαショック時に登場した前期型が存在するので本レンズの名称には(New)を付けるのが一般的です
当然、当時のα7700iの広告は本レンズとの組み合わせとなります
現在では不人気レンズの代表格
メルカリ等でも1,000円台から数多く見ることができます
ジャンク棚を覗くと本レンズが転がっているのが日常的な風景です
今回紹介するレンズは他のレンズを購入する目的で購入したレンズセットの1本です
私自身、いつ購入したかわからない同一レンズを1本所持しており、今回ので2本目になります
あまりにもジャンク棚で見慣れてしまい、使用する機会を逃していました
今回、望まずでしたが2本目を手にし、本レンズと見つめ直すため当時の資料を確認すると、現状の不人気ぶりに反してなかなかの意欲作
ジャンクレンズ使いを自称する者として、なぜ本レンズを愛用していないのか反省するに至りました
具体的に本レンズを測定比較した情報を得ることはできませんでしたが、使用してみるとコンパクトでしっかり描写し、ボケもキレイです
現代では一般的ではない標準ズームレンズで広角側35mm〜という点と玉数の多さで謂れなき不人気なのではないかと感じます
https://x.com/unknown001z/status/1703914332512510239?t=WLb3hJDt8JiGpwjPn9ccSA&s=09