第一次発行1銭黒色ほか多数貼証書(定常変種印紙含む)/ 1st Issue 1 Sen Gray - multiple franking of 1st Issue revenues (including variation)

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全長数メートルはあったと思われる証書の冒頭に、第一次発行1銭、5銭、10銭と25銭が多数貼られた派手なアイテムを入手した。

証書にはシミや虫食いがあり、しかも(本来ならば目玉となるはずの)50銭印紙には大きな虫食い穴が空いてて、全体の大きさも相まって、
コレクションの中でどのように扱えばいいのか悩むところであるが、ゲテモノ好きな私にとってはたまらない逸品である。

2枚目から4枚目は貼られている印紙の拡大。第一次発行1銭印紙としては初期印刷と思しき薄めの灰色が貼られている。
最終行には縦に10枚が貼られていて、証書をはみ出るので折り返されているという次第。

これだけ初期印刷の印紙が揃っているので、プレーティングの材料として使えるかなと思い、貼られている1銭印紙を拡大して眺めていたところ、
定常変種と思しきものを、しかも同一ポジションの印紙を2枚発見した。

これについては別アイテムとして詳しく紹介することとするが、やはり手彫証券印紙には何が潜んでいるか全くわからないということを改めて思った次第。

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