Pricyclopyge binodosa

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この標本は見た目はパッとしないかもしれませんが、Cyclopygeの重要な特徴が残されています。先ず複眼の一部(水色マーカー)が残されています。更に胸節に面白い痕跡(緑色マーカー)があります。少し分かり難いかもしれませんが一対の窪みがあると思います。これは本来は棘が生えていた説、単眼があった説、感覚毛があった説など様々な説が唱えられています。背面泳ぎで遊泳生活を送っていたとされるキクロピゲ類ですが、棘が生えていた説では、舵とりや安定を保つのに必要だったのかもしれません。

[Left side:Positive,Right side:Negative]

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