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Subasaphus spinifer
Asaphus platyurus longispinus(Krueder,1999)と呼ばれる事例もあります。特徴が少ないロシアのアサフスの中で、誰でも同定できる特徴的な長い頬棘を持つ種類です。頬棘の長さは比率でいってもロシア産アサフスの中で一番長いです。本種は、絶産状態のため入手が非常に難しく、ロシア産を集めているコレクターでも状態の良い個体を入手が出来ていない事も多いと思われます。この標本は、国内の有力コレクターを渡り繋ぎ、私の所で落ち着く事になりました。
Trilobites
2020/08/30退会したユーザー2018年01月15日 22:46
これはまったくノーマークでした。長すぎるほど長いトゲですが、母岩から浮かしていないので、非常に安心感がありますね。
2018年01月16日 06:58
> citariusさん
ロシアのアサフスの中では、目立つ存在ですが、近年は産出がほぼ無いレベルの様です。私も破損が怖いので、この体勢なら頬棘が浮かしてない標本のが良いですね。安心感がまるで違いますので。
ORM2018年01月19日 21:49
同属のプラティウルスなんかと比べても、頬棘が一層長いですね。オドントプレウラみたいな垂直方向の棘が多い種は、浮かし彫りでないと格好が付きませんが、水平方向の棘は母岩に這わせても、見栄えは悪くならないですし、そっちの方が安心でいいですね。
2018年01月19日 23:22
> ORMさん
本種は極端に産出が少ないのは、派手種特有の特殊環境下だったのか気になります。剖出は、私も垂直系は完全独立のが良いですが、水平系は出来る限り浮かせない方が好みです。その方が安全、安価なので必要以上に浮かせた標本は手を出さない様にしてます。
まっきー2018年01月24日 20:22
うひゃーこれは凄いですね!素晴らしい標本は本当に三葉虫を愛する人の間を渡り歩くんですねー(*^^*)
2018年01月24日 21:27
> まっきーさん
この種類は、いざ購入しようと思っても、数が少なくて気に入る標本に辿り着けない典型的な種類です。個人でコレクションしている以上、様々な理由で手放す事になる訳で、何れ私の元からも手放す時が来ると思いますので、その時には理解ある人に受継いで欲しいですね。暫くは手放す予定はありませんが。