Kuanyangia pustulosa

0

澄江の三葉虫の中でも最も入手がし難い種類の一つです。大型のレドリキアで、実物は迫力があり見とれます。全身がツブツブに覆われていて質感が高く、澄江化石の凄さが実感できる標本です。この標本には澄江の標本らしく、触覚が残されています。澄江は、2012年に「澄江のラーガーシュテッテ保護地域」という名称で世界遺産に登録され、出回る標本は古いコレクションだけになってしまい、ますます希少価値が上がっています。Negative側からも体表面全体に小さなツブツブがあるのが、良く分かります。

(中国名/丘疹关杨虫)
[Left side:Positive,Right side:Negative]

Default
  • File

    Trilobites

    2020/08/18

    ORM2017年08月11日 21:36
    なんとも巨大なレドリキアですね。写真からも迫力は伝わりますが、実物はさぞ凄いんでしょうね、希少性も十分で羨ましい標本です。表面がブツブツしており、pustulosa〜中国名で丘疹とつくだけあります。

    澄江三葉虫、というか中国三葉虫まで中々手が回っていないのですが、うかうかしていると次々と市場から姿を消して行きそうな怖さがあります。

    2017年08月12日 22:42
    > ORMさん 
    触覚も残っていて澄江標本らしいですね。個人的には、かなり気に入っているコレクションの一つで、私のコレクションの中でも代表できる標本だと思っています。この標本は、世界遺産前に流出した物ですが、今この種類を入手したくても、手にすることは難しいと思います。良質な澄江標本は、近年市場に余り出てこなくなっています。

    返信する