- Trilobites Museum
- 2F Ordovician period
- Prionocheilus mendax
Prionocheilus mendax
欧州各地からモロッコまで広い範囲で産出するPrionocheilusは、カリメネの仲間では比較的平坦な種類であったようです。この標本にはありませんが、本来は細い頬棘があるそうです。英国産は比較的小型の個体が多く、モロッコ産の様な大型の個体は見かけません。全体がオレンジかかっている色合いが気に入っています。
欧州各地からモロッコまで広い範囲で産出するPrionocheilusは、カリメネの仲間では比較的平坦な種類であったようです。この標本にはありませんが、本来は細い頬棘があるそうです。英国産は比較的小型の個体が多く、モロッコ産の様な大型の個体は見かけません。全体がオレンジかかっている色合いが気に入っています。
Trilobites
2020/08/16ORM2017年11月02日 18:58
英国産は圧倒的に少なく、モロッコ産とポルトガル産はやはり多くはないものの、比較的よく見かける気がしますね。モロッコ産は特に巨大でその割には安価でもあり、どこかひょうきんにもみえる面が好みでもあったので、以前ebay出品の標本を買うべきか否か迷った事もありました。
退会したユーザー2017年11月02日 19:40
カリメネ好きの自分としてはいつか手に入れたい種類です。これはおっしゃるようにオレンジ色が鮮烈な印象を与えますね。
記載者は VANEK ではないかと思うのですが、どうでしょう?
2017年11月02日 22:31
> ORMさん
広く産出しても、どの地域でも産出量は確かに少ないですよね。カリメネという事で、コレクターにも軽視されている様な気がする種類でないかと思います。英国産らしい渋さが良く表れた標本ではないでしょうか。
2017年11月02日 22:35
> citariusさん
ご指摘ありがとうございました。調べた所、その通りでしたので、修正いたしました。オレンジ色は、たまたま水が入り込んでしまった事で偶然だと思います。この産地の標本は黒色系が基本なので、いいアクセントになってますよね。