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Norwoodia boninoi
N.bellaspinaという名称が一般的と思ってましたが、近年の新しい書籍等ではN.boninoiの名称が採用されています。入手が困難なWeeks産の中で、高額種の一つとして知られます。他の産地では余り見られない赤系の母岩に美しく映えています。Weeksの三葉虫の中でも特徴的なデザインをしており、目を引く長い尾棘を持ちます。見た目が近いのGerospina schachtiとの違いは、頭部中央からも棘が出ているのが分かりやすいと思います。
Trilobites
2020/08/14退会したユーザー2017年03月01日 21:42
これは完璧な標本ですね。私の大好きな種類のひとつです。
boninoi というのは Enrico Bonino にちなんだ名前だと思われますが、bellaspina のほうがずっといいですね。人名にちなんだ種名というのは19世紀のころから非難され続けているようですが(それを見ただけではどんな特徴があるのか分らないため)、いまだに廃れないのがふしぎです。
2017年03月02日 21:46
> citariusさん
数あるWeeksの三葉虫の中でも私も好きな種類です。Gerospina(Cedarina)を除くと他に似た種類がいない独特のフォルムが美しいですよね。赤い母岩が似合う種類です。種名については、せっかく馴染んでいるbellaspinaがあるのに変える必要があるんだろうかと残念と思いつつEnrico Bonino氏の名前なら仕方ないかななんて感じます。
ORM2017年03月11日 14:13
文句の付けようもなく美しい標本ですね。weeksは標本そのものももちろんですが、皆が言うように母岩の色合いがいいですね。
収斂進化か、はたまたその他の自然のいたずらか、この種とGerospinaはカブトガニ型三葉虫とでも呼ぶべきフォルムをしておりますね。似たようなニッチにいたのでしょうかね。
2017年03月12日 10:22
> ORMさん
Weeksの母岩は、赤系と黄系がありますが、他産地に余りみられない赤系は高級感すら漂う独特な風合であり、中級以上のコレクターにとって憧れのアイテムという方も多いと思います。希少というだけでなく比較的地味なWeeks産三葉虫が惹き付けられる要因の一つかもしれませんね。Gerospinaは科レベルでは、Weeksの一般種であるCedaria minorと同じなんですよね。
take_20152017年04月26日 23:51
掲載ありがとうございます。手直し必要ならおっしゃって下さいね。
by Kazuhiro Takeuchi
2017年04月27日 21:30
> take_2015さん
こちらへの初コメントありがとうございます!素晴らしい標本を提供頂き感謝しております。他にも貴重な標本を沢山譲って頂きましたが、全ての掲載は今のペースだと何年かかかりそうです。本標本は、右頬棘をクリーニングされましたが、その腕前も確かですね。
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