- Trilobites Museum
- 4F Devonian period
- Drotops megalomanicus
Drotops megalomanicus
巨大なDrotopsは、モロッコ産が市場に出始めた初期の1990年位には既に登場していました。当時、Phacops africanusと呼ばれ、その迫力とモロッコの三葉虫の保存状態の良さに度肝を抜かれると同時に、憧れの存在になりました。三葉虫は地味で小さな標本が多い中、明らかに一般受け出来る巨体や迫力から、多くの博物館や企画展にも登場し、今まで三葉虫に対する一般イメージが、ユタのElrathiaみたいな平坦で地味なイメージであったのを大きく覆した種類と言えます。その後、Phacops megalomanicusからDrotopsと属名も変化していきました。大型の種類なので、顆粒も触ると痛い位の鋭さがあり、分厚い外骨格には棘が無くても防御するには十分な武装に思えます。
Trilobites
2020/07/11爆裂する紅伝説2013年08月27日 07:31
ぼくもこの種を最初に見た時は、そのあまりの迫力に仰天させられました。ちなみに最初の頃、贋物を掴まされたのが、この種でした。今でも時々、贋物を見ますよね(TT) 新宿ショーに最初に行った時、Horst Burkardで本物を見て、それに感動したのも思い出であります。
2013年08月27日 09:32
> フィロさん
モロッコ産では欠かせない代表種だけあり、昔から贋者が多く、登場当初は本物に凄い価格設定がされていました。また本物であっても完全体での産出が少ないので、コンポジットも多いです。近年産出が少ない種の一つなので今後貴重になって行くと思います。
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trilobite.person (orm)
2020/08/12ある意味三葉虫人気の立役者とも言えますね。
どうしても最初から、地味な種をみて興味を持つというのは難しく、本種や他のモロッコ棘棘種のような種が導入となって、皆どんどんこの世界にのめり込んでいくのでしょうね。私ももちろんそうでした。これからも、きっとこの種に度肝を抜かれて、この世界に入ってくる方がいるのだろうなと思います。
Trilobites
2020/08/12やはり一般受けする種類なので、コレクターにも影響力がある種類なんだと思いますね。今でも博物館や企画展には高確率で登場していますし、絶大なインパクトを与えてくる存在感は、今も昔も剖出の差があっても変わらないですね。三葉虫は写真で見ると凄いなと感じる種は多くても現物を見て誰もが凄いなと思える種類は少ないと思いますから、本種の存在は欠かせないものだと感じます。