キャバリーツイルとは?

傾斜が60~65度のダブル綾畝をもった弾力のある織物のこと。綾目がハッキリ現れるのと共に弾力性・伸縮性・保湿性にも富み、ウェイトもあるため耐久性もある。名前の由来は、騎兵隊向けに考案された生地と言われ、騎兵隊(Cavalry)のツイル(Twill)で「キャバリーツイル」となった。
パンツやオーバーコート地として最適。また、乗馬ズボンやゴルフパンツ等のアウトドア・スポーツに必須な抜群の耐久性も備えている。「キャバルリーツイル」とも呼ぶ。

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羊文学・塩塚モエカと観る近代日本の前衛写真(後編)

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今回はオルタナティブ・ロックバンド「羊文学」のボーカル・ギターの塩塚モエカさんをお招きし、東京都写真美術館学芸員の藤村里美さんと展示を観ながら言葉を交わしました。

日本の前衛写真は関西から広がったと言っても過言ではないのですが、その中心はアマチュア写真家が活動していたグループでした。アマチュアと言っても、単なる趣味を超えて海外の情報をいち早く取り入れて、新しく自由な表現を追求していた写真家たちの熱量が感じられたのではないでしょうか。

後編では名古屋、福岡、東京の前衛写真を見て回ります。

※こちらはTOPMuseum Podcast「#02ゲスト・トーク|塩塚モエカ(ミュージシャン)×藤村里美(学芸員)【アヴァンガルド勃興】(後編)」のトークを編集した記事です。