フェドとは?
フェド(FED)は、ウクライナ・ハリコフのFED工場で製造されたレンジファインダーカメラブランド。レンジファインダーカメラとは、光学視差式距離計が組み込まれており、距離測定に連動して撮影用レンズの焦点を合わせられるカメラのこと。製造のきっかけは、児童福祉基金を捻出するためと言われている。
初期の製品はライカ(Leica)と酷似しているため、おそらく世界で最初の偽ライカ、またはフェイクライカと言われている。その後に製造された機種と区別するため、1932年から1933年にかけて約30台作られた初期のものは「"Original" FED」と呼ばれている。