MUUSEO SQUARE
ゴムの木から取れる樹液(ラテックス)を使って作られた天然素材の靴底のこと。天然ゴムを主原料にしているため、天然素材ならではの優れたクッション性や柔らかい履き心地が特徴である一方で、油や熱には弱いといった特徴がある。底の表面は波状、しぼ状、その他の模様をしている。ラテックスに酢酸を添加させることで固化すると共に、その過程でこのような独特な模様が現れる。カジュアルな雰囲気を出すのが得意で、写真の靴のソール素材もクレープソール。
履きこむほどに味わい増す。BRASSに聞くブーツのお手入れ。
愛用しているアイテムとは、長く付き合っていきたいもの。当連載では、大切に使い続けるためのお手入れのコツをご紹介します。今回は、ブーツのリペア、カスタム、オーダーメイド、販売などを行う「BRASS」でお手入れのポイントを聞きました。
【前編】靴好きの3人が思いのままに語る革靴談義。僕らが靴のとりこになった理由。
チャーチ、ジョンロブ、エドワードグリーン、オールデンなどなど、往年の名作靴について思いのままに語るこの企画。今回は、ファッション業界でもかなりの靴好きとして知られる、ジャーナリストの飯野高広さん、倉野路凡さんに靴談義を繰り広げてもらいました。靴を肴に何時間でも語り合えてしまうというお二人、お題は初めて買った1足から始まり、購入時のマイルール、愛用靴へのこだわりの磨き方など話は尽きず(笑)。これを読めば80年代ごろからの革靴の系譜が分かっちゃいます! さて、まず前編は、靴との衝撃の出合いを果たしたお二人の青春時代まで遡ります。
【後編】靴好きの3人が思いのままに語る革靴談義。僕らが愛する至極の3足。
靴に興味を持ち始めたきっかけについて語った前編に続き、後編では3名の至極の靴について。更には素材の革へのこだわりにまで話は広がります。革のカラーと種類だけにとどまらず、製造元の指定まで! まさに歩く靴事典!と賞賛したくなる精通っぷり。ではでは、引き続き3名の靴談義に耳を傾けてみましょうか。
革靴ソールの種類と特徴。レザーソールとラバーソールはどう使い分ける?
ソールは靴のパーツの中でも唯一地面に設置する場所。靴の中ではもっとも耐久性が求められ、もっとも消耗が激しい縁の下の力持ちとも言えるパーツだ。それゆえ素材や品質の違いが大きく見た目やはき心地を左右する。この記事ではソールを4種類に分類し、それぞれの特徴を取り上げる。靴修理専門店「Shoesbox 尾山台店」にて、靴修理のスペシャリストとして活躍する山梨さんのコメントも合わせてご紹介。
エレガントかつ機能的。モンクストラップの特徴と代表モデル
「お気に入りの革靴を履いている」満足感は、仕事や学業のパフォーマンスをあげてくれるもの。この連載では、革靴のデザインごとに代表モデルやディテールについて解説します。愛せる革靴を探す旅。今回はモンクストラップを深掘りしていきます。実は長い歴史があること、ご存知でしたか?
カジュアルブーツの代表格。チャッカブーツの特徴と代表モデル
「お気に入りの革靴を履いている」満足感は、仕事や学業のパフォーマンスをあげてくれるもの。この連載では、革靴のデザインごとに代表モデルやディテールについて解説します。愛せる革靴を探す旅。スポーツをルーツに持つチャッカブーツを深掘りしていきます。
タッセルスリッポン
カールフロイデンベルグ
ジョンロブ
パラブーツ
ウェルト
ブックバインダー
ランチオックスハイド
ダブルソール
オールデン
ローファー
渾身の靴クリーム「THE CREAM」をプロデュース。靴への愛溢れるBrift H(ブリフトアッシュ)を訪ねる。
ファッションライター倉野路凡さんが今気になるモノ、従来愛してやまないモノについて綴る連載第4回。今回は靴磨きの先駆者とも呼べるシューシャイナー・Brift H(ブリフトアッシュ)の長谷川裕也さんのもとを訪ねてきました。なんでも、倉野さんがとても気になっている靴クリームがあるんだそうで……
すぐに実践!革靴が輝くお手入れ手順と鏡面磨きの方法
ミューゼオ・スクエアの編集部員があれやこれやと挑戦し、違いの分かる女=目利きな淑女を目指す奮闘記。今回は靴磨き界の伝道師、明石優さんに革靴の基本の手入れを教わってきました。
ブラウンカラーの靴クリームをマニアックに比較。革靴好きがこだわるその違い!
革靴クリーム比較の第2弾! M.モウブレィ、コロンブス、サフィールノワールなど、有名シューケアブランドのダークブラウンカラーを比べてみました。服飾ジャーナリスト・飯野高広さんのマニアックな比較解説、今回も読み応えありです。
お直し(オルタレーション)Laboratorio ――我が道を行く実力者――
インタビュー第4弾は、Laboratrio(ラボラトリオ)代表、お直し職人の羽賀友一郎氏を訪ねました。羽賀さんがお店を構える船場ビルディングは、私の店の所在地でもあるので、氏とは普段から顔を合わせています。何度スーツを直してもらったかわかりませんが、私が羽賀さんにお願いするのは、決して近しい間柄だからではありません。羽賀さんが、国内有数のスーツブランドであるリングヂャケットのファクトリーで、今や世界的なテーラーとなった同志たちと切磋琢磨された後、洋服のお直しの老舗店、心斎橋リフォームに9年間勤め、重要なポジションを任されたという、文句なしの実力者だからです。今回は、そんな経歴を持っていながら、彼が表立って語らない「職人、羽賀友一郎」の個人史にフォーカスしたいと思います。