盆栽村とは?
埼玉県さいたま市北区盆栽町にある、盆栽業者が集団移住して形成された地区。大宮盆栽村とも呼ばれる。江戸時代から多くの植木職人が住んでおり、盆栽育成に適した土もあり、明治には多くの盆栽職人が生まれた。
1925年ごろに共同自治体として大宮盆栽村が誕生し、1928年には盆栽村組合が結成され、「ここに居住する人は、盆栽を10 鉢以上をもつこと」「門戸を開放し、いつでも、誰でも見られるようにしておくこと」「他人を見下ろし、日陰を作るような二階家は作らないこと」「ブロック塀を作らず、家の囲いはすべて生け垣にすること」といった住民協約が結ばれた。
現在も盆栽の聖地として知られており、1984年より毎年5月3日から5日まで「大宮大盆栽まつり」が開催されている。