セレクトショップ「Wagamama(東京)」「MusterWerk(大阪)」にて、メンズファッションブランドRAKINES(ラキネス)、セーター専門ブランドwalenode(ウェルノード)の22FW受注会別注イベントが2022年3月4日(金)から開催されます。
RAKINES for WAGAMAMA
今回の別注ジャケットは、Wagamamaのオーナーである中村氏による「レザー」「黒」「大人」「コーチジャケット」というリクエストから物づくりがスタート。
採用されたディアスキンは、レザーのカシミアとも言われ繊維が細く、とにかく触感がやわらかいのが最大の特徴です。
RAKINESのデザイナー・パタンナー米澤氏は、デザインとパターンを同時に進行するという珍しい進め方をするため、進行の都度都度でトワル(シーチングで原型を作ること)を修正しながらかたちを創造していきます。強く静かな服を作りたいと思い活動しているRAKINES。最初の打ち合わせから約半年の時間をかけて出来上がったジャケットは、一見の価値ありです。
Pure deer / New coaches jacket
Release date : September 2022
Price : ¥242,000 in tax (¥220,000)
Color : Brown / Black
Composition : Deer leather
RAKINES for WAGAMAMA 22F/W受注会別注イベント
Wagamama(@wagamama_tokyo)
日時:3月4日(金)~3月6日(日) 14:00-20:00
住所:東京都渋谷区神山町7-17 イムーブル渋谷神山町1F
※受注会後3月28日までは店頭で展示、受注を受け付けします。
walenode for WAGAMAMA & MusterWerk
walenodeではFW22の特別なピースとして、最高に贅沢なヤクの手編みカウチンセーターを製作。ヤクを使った手編みのセーターはやわらかく、むっちりとした触感です。
使用している素材はチベット高原の青海という標高3,000m以上のところに住んでいるヤク。現地に毎シーズン、パートナーであるセーター工場の代表が赴き原料を選定して紡績しています。1頭300~400kgのヤクから採れる原毛の量はわずか数10gというとても貴重なもの。ここから不純物を取り除き同じ繊維長になる毛を選別、色に分け紡績し、作り出された糸を専門の工場で編みたてと仕上げを行います。
衿はリンクス編みという手法で立体感があり、一般的なカウチンよりも少し前下がりをつけてすっきりとした首周りに。また、カウチンがシェットランド諸島から伝わったという歴史的な背景も踏まえて、後ろ身頃上部と裾と袖のリブの上下には波をイメージした矢ぶりというジグザグの編みが入っています。これにはデザインだけでなく、リブの締め付けを作らずによれを防ぐ効果があります。
ブランドとショップとして、人として、それぞれが付き合い信頼している三角関係で、22年秋冬に完全受注生産として取り組んだヤクのカウチンセーター。是非この機会に足を運んでみてはいかかでしょうか。
Tibetan yak Hand knitted cowichan sweater
Release date : October 2022
Price : ¥99,000 in tax (¥90,000)
Color : Brown / Black
Composition : Yak 100%
walenode for WAGAMAMA & MusterWerk 22F/W受注会別注イベント
Wagamama(@wagamama_tokyo)
日時:3月4日(金)~3月6日(日)
住所:東京都渋谷区神山町7-17 イムーブル渋谷神山町1F
Musterwerk(@musterwerk.osaka)
日時:3月11日(金)~3月14日(月)
住所:大阪府大阪市西区靱本町2-5-18 都住創うつぼ1階
RAKINES
米澤知世(デザイナー)と大島隆之(ディレクター)が手がける日本のメンズファッションブランド。
ルール、前例、性別、ジャンル、国籍、トレンド、サイズ。境界が曖昧なものが複数存在することによる、今までとはちょっと違う世界の見え方。どのジャンルにも分類できない自由な服を提案している。
walenode
セーター専門のブランド。編み物の用語で縦の連なりの輪を表す「wale」と建築の用語で結び目を表す「node」という2つの単語を組み合わせた造語。
「静かで強いもの、素朴で鋭いもの」という考え方をセーターで表現している。