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- バスミニチュアカーコレクション No.1530 TOMICA ロングトミカ 富士重工業 セミデッカー L16 京阪国際観光
バスミニチュアカーコレクション No.1530 TOMICA ロングトミカ 富士重工業 セミデッカー L16 京阪国際観光
トミカNo.41 富士重工セミデッカー型バス(S=1/148)が発売されて間もなく、ロングトミカのシリーズに富士重工セミデッカー型バス(S=1/100)がL4の番号を与えられて発売されました。
路線バスに比べてフロアの位置を上げて、ボディデザインもルーフを一段高くし差別化を図るセミデッカーが1970年代に入ると各ボディメーカーから登場します。
富士重工業では13型をベースに、1973年に初期のフロントのすぐ後ろのルーフから一段上がるS型セミデッカーが登場、1975年にはこのモデルとなった窓1個分後ろでルーフの段差がつくG型と呼ばれるセミデッカーが登場しました。いずれも当初は観光バスの上位モデルとして人気を博しましたが、フルデッカーやスケルトンタイプ、そしてハイデッカー、スーパーハイデッカーの登場などで、次第に姿を消しました。
1976年10月にNo.L4のバリエーションとして発売されたのが、1998年に廃業した京阪国際観光バスのモデルです。京阪国際観光バスは、全盛期に使用していたバスのボディメーカーは、富士重工業製で統一していたので、このモデルとなったスタイルの京阪国際観光のセミデッカータイプも実在しています。実車のシーャシは三菱ふそうと日野の2社を採用しており、親会社の京阪バスとは違った黄色と青の鮮烈なカラーリングは個性的な魅力のデザインとして注目されていました。京阪国際観光バスは地元関西のバスであったので親しみがありますが、本来ならL‐4番のバリエーションですが、独立したL16の型番が与えられ、販売期間は意外と長く、1982年までカタログに掲載が続けられていたそうです。
L‐4番として発売されたモデルは、マイナーチェンジを繰り返し、様々なバス会社の仕様で登場しましたがワンロットのみで終了したものが多かったようですので、L14の北海道中央バス、L15の遠州鉄道バス、このL16の京阪国際観光バス、L17の国鉄バスなど独立品番のモデルは意外と長寿モデルだったのかもわかりません。
また、おおよそ全国的ではないモデルもあるのが、このセミデッカーバスシリーズの特徴です。
両サイドはタンポ印刷、フロントはシールの混成ですが、現在のタンポ印刷と比べるとキレが悪いですがコストを考えると当時のタンポ技術はこの程度だったのかもわかりません。
このモデルのおおよその大きさはL:115 W:25 H:28 S=1/100、裏板にはtomica No.L4 〇にフ(旧富士重工業マーク) SEMI-DECKER TYPE BUS MADE IN JAPANと刻印されています。
モデルメーカーはTOMY、ブランド名はLONG TOMICA スケールはS=1/100
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