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バスミニチュアカーコレクション No.1527 TOMICA ロングトミカ 富士重工業 セミデッカー L4 長崎バス
トミカNo.41 富士重工セミデッカー型バス(S=1/148)が発売されて間もなく、ロングトミカのシリーズに富士重工セミデッカー型バス(S=1/100)がL4の番号を与えられて発売されました。
路線バスに比べてフロアの位置を上げて、ボディデザインもルーフを一段高くし差別化を図るセミデッカーが1970年代に入ると各ボディメーカーから登場します。
富士重工業では13型をベースに、1973年に初期のフロントのすぐ後ろのルーフから一段上がるS型セミデッカーが登場、1975年にはこのモデルとなった窓1個分後ろでルーフの段差がつくG型と呼ばれるセミデッカーが登場しました。いずれも当初は観光バスの上位モデルとして人気を博しましたが、フルデッカーやスケルトンタイプ、そしてハイデッカー、スーパーハイデッカーの登場などで、次第に姿を消しました。
1976年10月にNo.L4のバリエーションとして発売されたのが、長崎の長崎バスのセミデッカーです。長崎自動車(通称:長崎バス)は昭和11年(1936)創業の長崎市を中心に運行するバス会社で、ボディカラーはトリコロールカラーを採用し、現在も踏襲されています。
1970年代はまだまだ、バスにミニチュアカーも少なく、地方都市の観光バスがモデル化されたことは、今後のトミカのバスモデルの全国バスフェアや二階建てバスフェア等の商品企画に影響を与えたものと思われます。
バリエーション拡充を急いだのか、両サイドはタンポ印刷、フロントは塗分けだけのちょっと手抜き感ありです。
現在のタンポ印刷と比べるとキレが悪いですがコストを考えると当時のタンポ技術はこの程度だったのかもわかりません。
このモデルのおおよその大きさはL:115 W:25 H:28 S=1/100、裏板にはtomica No.L4 〇にフ(旧富士重工業マーク) SEMI-DECKER TYPE BUS MADE IN JAPANと刻印されています。
モデルメーカーはTOMY、ブランド名はLONG TOMICA スケールはS=1/100
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