ハルキゲニア Hallucigenia

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カナダのバージェス頁岩という地層からカンブリア紀の海に棲息していた生物の、保存状態の良い化石が大量に発掘されました。その中でも代表的な生物のフィギュアを幾つか展示します。

体長3㎝のハルキゲニアは最初学者の頭を悩ませました。細長い胴体に上下両面につらら状の細長いトゲトゲともう一方に触手が生えた姿。どっちが上下か不明、前後もあやふやでした。で、トゲトゲは七対あるので足だろうと。それに大きなふくらみがある方が頭だと。背中に生えた触手は一列でこれで獲物を捕らえていたんだろうと。そう考えて最初は4枚目の画像みたいに復元図が描かれたんですね。(画像は加工してますが)

ところがその後の研究で触手状のものも二列あって鉤爪もあると分かり、背中のトゲトゲは身を守るためのもので、結局上下がさかさまだという事になって5枚目の画像のように復元図が変更されました。

ところがところが更に尻尾と思っていた方に小さな目と歯が確認され、大きなふくらみは体が潰れた際に体から出た内臓だという結論に。これで前後も反対だったとなった訳です。1枚目の画像が正しい姿。ああ、ややこしいw

よく見ると小さなお目目が可愛らしいハルキゲニア、ラテン語で「幻覚が生んだもの」という意味があるそうです。

 #絶滅動物 #カンブリア紀 #フィギュア

https://youtu.be/p5LMG0fEBb8

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    オマハルゲ

    2022/05/20

    一応最初の復元図も。
    これでは想像の斜め上を行くキッカイな生き物という他ありませんw

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    fanta

    2022/05/20 - 編集済み

    見ようによっては櫛かブラシのような、、
    カンブリア紀の生き物爆発は面白い時期ですよね。

    目も、この頃に登場するようになった?んでしたっけ。
    化石で見つかるビックリな試行錯誤ぶり…ロマンを感じますワ😊

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      オマハルゲ

      2022/05/20

      この時期だけ繁栄してその後は現存する種族がないという、完全に絶滅してしまった生物が多いのは残念です。
      ハルキゲニアなんてもし現存していたら「シーモンキー」みたいな人気のペットになったかもですね。

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