「うしおととら」/ 藤田和日郎《少年サンデーコミックス》

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『うしおととら』藤田和日郎。少年サンデーコミックス、全三三巻、1990-1996年。
藤田和日郎先生は、「からくりサーカス」「月光条例」等の代表作を持つ漫画家で、「うしおととら」は長編連載第一作です。
“東京近郊の古寺、芙玄院の住職の息子、中学生の蒼月潮はある日、何百年と閉じられたままの蔵に入り込んでしまった。潮が蔵の中で発見したモノは、怖ろし気な妖怪とそれを繋ぎ留めた一本の槍だった。蔵が開かれたことで放たれてしまった妖気をなんとかしてやるという、その妖怪の求めるままに槍を抜いた潮は、危うく妖怪に食われそうになるが、抜いた槍=“獣の槍”の力でなんとか妖怪を抑えることが出来た。潮は、自分の名前も忘れたという妖怪を“とら”と呼ぶことにした。それが3千年にもおよぶ、“獣の槍”の因縁の物語の始まりだった。”
コミックス版で33巻持っていましたが、ほとんど処分してしまいました。
最近アニメ化されたそうですが、一話も観ていません。長編伝奇ロマンとしては、結末に至るまでの盛り上がりや、伏線の回収が理想的な作品だと思っています。
#伝奇コミック #藤田和日郎

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