シューズ1 ( Peal&co )
ブルックスブラザーズの革靴は、英国製では大きく3つのラインがあり、
最上位から「Peal&Co.」、「Brooks English」(現在は生産していない)、「Brooks Brothers」の各ライン。
かつては以下の名門メーカーが、別注製造していた。
・Edward Green(エドワードグリーン)
・Alfred Sargent(アルフレッドサージェント)
・Crockett & Jones(クロケットアンドジョーンズ)
・Church(チャーチ)
・Cheaney(チーニー)
米国製では、名門メーカーとして有名な
・ALDEN(オールデン)
・Allen Edomons(アレンエドモンズ)
が「Brooks Brothers」ラインで別注製造。(現在、ALDENは生産していない)
他に近年ではイタリアのメーカーに製造を別注している。
「Peal&Co.」は1802年に英国で創業した老舗の靴メーカー。
ブルックス ブラザーズの創業者ヘンリー・サンズ・ブルックスは、会社を興す前から、高級な服やアクセサリーを英国より仕入れていた。創業後も引き継がれ、1953年米国にもたらしたロンドンの由緒ある企業「Peal&Co.」の既製靴が大評判となった。
そのつながりで1965年ピール社が廃業する際、ブルックスブラザーズが買い取りブランドを引き継いだ。Peal ロゴの既成靴は、1930年代に始まり、1950年代初にグリーンが製造し、1989年からクロケット製造に移っている。
参考:Muuseo記事 https://muuseo.com/square/articles/611
尚、ブランド譲渡の際に屋号やロゴ、ラスト、顧客リスト等はブルックス ブラザーズへ渡されたが、その一部は(伝説の職人テリー・ムーア氏などの)職人たちと共に「Foster and Son」に移された。