クロシュミセン

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英語ではこちらが通常(common)ハンマーで、シュモクガイのほうがホワイトハンマー扱いです。ちなみに、クロシュミセンの名が初めて出ている江戸時代の本『目八譜』には、「"黒"須弥山」に対して普通の「須弥山」も載っているのですが、どうやらシュモクガイの斑点の多いものをこう呼んでいたようです。
殻は檜皮葺状で、厚みの割にはかなり脆いです。
紀伊半島以南の西太平洋、水深10mまでの岩礫底。

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