「東洋への翼…WINGS TO THE ORIENT(PAN AMERICAN CLIPPER PLANES 1935 to 1945)」(Stan Cohen著)

0

「WINGS TO THE ORIENT(PAN AMERICAN CLIPPER PLANES 1935 to 1945)」

訳せば「東洋への翼」と言うことでしょう。
戦前にパン・アメリカン航空が運行していた太平洋横断航路、ここで使われていた機体は「クリッパー機」と呼ばれた大型の飛行艇。

飛行艇…、うーん、いい響き🤭

太平洋を横断して、マニラを経由し香港やシンガポールまで飛んでいたので、通称チャイナ・クリッパーとも呼ばれています。

シコルスキー社のS-42型の時代を経て、マーチン社が3機作ってパンナムに納入したクリッパーM-130型機は、それぞれ
1番機 チャイナ・クリッパー
2番機 ハワイ・クリッパー
3番機 フィリピン・クリッパー
…と命名され、サンフランシスコを離水、ハワイ、ミッドウェー、ウェーキ、グアムを経由し、4泊5日をかけて太平洋を横断、マニラまでを結んでいたのです。(乗客は毎晩上陸し、陸上のホテルに宿泊して翌朝にまた飛び立つ、という飛行機旅行だったそうで)

また、そこからさらに香港、シンガポールまで航路は伸ばされ、太平洋を横断したいお金持ちに利用されていましたが、大戦を挟んで3機とも事故で失われ、いつしか通常の旅客機に取って代わられ、パンナムのチャイナ・クリッパーの飛行機旅は過去のものとなりました。

古き良き時代の話しですね。

ホノルルの本屋で購入。
こう言う本を現地で買うのはけっこう好き❤️ 大きかろうが重かろうが、旅先で躊躇してはいけません。後で後悔します😤👆

Default
  • File

    fanta

    6 days ago - 編集済み

    >こういう本を…

    同感です😁
    私も現地で、郷土史家の書いた本とか置いてあると…買っちゃいます♪
    特に発行が現地の出版社だったりとか。
    貴重でネットじゃ見ないだろうな~みたいな小冊子本とか♪

    返信する
    • File

      T. S

      6 days ago

      それそれ(笑)
      郷土史家の自費出版ものとか、、、たとえばこんなのとかに出会ったら買っちゃうでしょ

      「1950年代屋久島の猟師と後継者たち」
      「ちょっと昔の岩槻の言葉」
      「豊後国下岐部村 庄屋億太郎日記 」
        ↑
       日記、って、こんな庄屋の日記に何が書いてあって、出版する価値があるのかないのか確かめたくて読んでみたくなりますw

      ちょっと昔の岩槻といまの岩槻でコトバのどこが違うの?とか、、、

      返信する
    • File

      レイレイ

      6 days ago

      そういえば、下北沢に「日記専門店」があったはず📕誰かが書いた日記が売ってるそうです。どこだったっけな。

      返信する
    • File

      T. S

      6 days ago

      じゃ、ボクもこれまでのモノ日記、あ、いまはLabログって言うんだった、を、本にしてそこで売ろうかな…

      返信する
    • File

      T. S

      6 days ago

      「土地の古老によると…」みたいなくだりがタマランですね。地元の史家の自費出版モノは。でも、そんなのも昭和中期までできたフィールドワーク情報で、もう幕末や明治のことを知ってるお年寄りはほぼいらっしゃらなくなりましたから、、、貴重な記録です。

      私の祖父の1人は明治末期生まれで、祖母の1人は大正中期で、それぞれ、自分の父母や祖父母から明治初期の話を聞いていて、そんな話しを身近に聞けましたからね、ちょっと前までは。
      鹿児島生まれの祖母経由では、西南戦争のころの話しとか、地元の言い伝えを聞くことができました。
      戦争体験なんかも、近いうちに聞けなくなる時代になっちゃいます。

      返信する
    • File

      fanta

      6 days ago

      豊後の国、庄屋の日記😁w
      でも日記って、後世の一級資料になるらしいですもんね。
      それ読み込める人がどれだけいるんか⁈💦

      私もT.Sさんのように、
      持ってる本上げてみようかなぁ~😂

      File
      返信する
    • File

      T. S

      5 days ago - 編集済み

      いろいろとマニアックなご本をあれこれお持ちのようです🤭 備中高松城の水攻めの検証(笑) 読みたいです🤭

      奇兵隊の歴史も、すこし闇がありますよね。山縣有朋が後世に都合よく操作した感じがします。

      図書の整理、なかなか楽しいですよ。ぜひ、fantaさんのマニアック図書館を😁

      返信する
    • File

      fanta

      4 days ago - 編集済み

      水攻の検証本…
      今度お持ちしましょう~♪

      実は、よく読み込めてないのですワタシ😂

      返信する
    • File

      T. S

      4 days ago - 編集済み

      じゃあ私は「鹿児島方言小辞典」を👆

      この図書館でもっとも重要な本です(笑)

      返信する
  • File

    T. S

    5 days ago - 編集済み

    お、こいつがランクインしてきた🤭

    File
    返信する
    • File

      T. S

      2 days ago

      1位に浮上(笑)

      返信する
  • File

    tomonakaazu

    5 days ago - 編集済み

    >>大きかろうが重かろうが、旅先で躊躇してはいけません。

    はい!🫡 肝に銘じて。
    知的な楽しみためにはたとえ腰痛になっても、、!?

    最後の画像の下のほうにある切手に興味津々ですが、よく見たら右端のアメリカの切手を持っていました。全体像が見えなかった、この飛行艇の機種が分かりました!

    File
    返信する
    • File

      T. S

      5 days ago - 編集済み

      おー、チャイナ・クリッパーの切手じゃないですか! 同じもののようですね。マーチンの1番機ですね。
      tomonakaazuさんはいつも解説文や写真の細かいところまで本当によく見て下さるので嬉しいです、ありがとうございます♪

      返信する
  • File

    T. S

    4 days ago - 編集済み

    本じゃないので、こちらに。
    我が家、というか私がこのハワイのクリッパー好きなもので、家のあちこちにポスターやらポストカードやらありまして…

    こちらはリビングの大版ポスター

    File
    返信する
    • File

      T. S

      4 days ago

      廊下の物入れの扉に貼ってあるポストカードに

      File
      返信する
    • File

      T. S

      4 days ago - 編集済み

      B4サイズの「パンナムでハワイ・ラハイナの夕陽を観に行こう」のポスターに(ちょっとヨレヨレになってきましたね。フレームに入れなきゃ…)

      File
      返信する
    • File

      T. S

      4 days ago

      トイレに置いてあるポストカード。
      もうマーチンのクリッパー機が廃止された戦後の旅客機時代のパンナムのポスターが元の絵葉書ですが、パンナム社では戦後もハワイ便のことを「クリッパー」と呼んでいたようですね。

      File
      返信する
    • File

      レイレイ

      4 days ago

      クリッパーのお部屋がひとつ出来そうですよ?w

      返信する
    • File

      T. S

      4 days ago

      実は、未製作のクリッパー機のプラモデルもありまして。。。
      それは、できるだけ早いうちに作りたいのですが、そこまで未だ手が回らなくて。

      フロアを作るとしたら、ハワイアイテムのフロアになるかな。ハワイは結構好きですが、一般人とは違う視点でハワイアイテムを持っておりますので(日系人部隊442連隊アイテムだとか…、パールハーバーだとか…)、、、クリッパーもそこに入りますね。

      返信する