競走馬 ブルームーン

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競走馬と人物を捉えた約15センチ×20センチの新聞用印刷原稿(銀塩写真)です。
余白の部分にブルームーンと赤字で記載があります。
購入元の説明ではサンケイ新聞:夕刊フジの記事(1974年~75年頃)に使われたようです。
それが事実であれば、この馬は中山や新潟で活躍した1971年生まれのブルームーンで間違いない筈です。

競走馬は生まれてから5年目くらいがピークと言われていますので1974年~75年頃は一番活躍した時期だったのかもしれません。
そして隣に写っているのは調教師(もしかすると藤本冨良氏?)でしょうか。
気になって調べたのですが、藤本冨良氏の鮮明な写真を見つけることができなかった為、この写真の人物が彼なのかどうかはわかりませんでした。

さてこの写真、1975年7月13日新潟BSN杯(OP)芝1800mか、1974年1月5日 白梅賞 芝1600mで優勝した際(両方とも調教師は藤本冨良氏)の写真かなとも思いましたが、派手な優勝フラッグをつけたような姿でもなく、これは一体どういった報道内容の記事だったのかが不思議な写真です。

色々と分からない点はありますが、隣にいる人物としっかりとした信頼で結ばれているであろう馬の優しい瞳と表情にとても魅力を感じ入手に至りました。

入手後、しばらく写真を見つめている内に、もしかしたら記事の内容は手前の人物(調教師?)と馬との間にできた強い絆にスポットを当てたものだったかも?と考える様になりました。

そんなお気に入りの写真ですが見ての通り、表面に銀が浮き上がっているのがわかります。(2枚目)
これもまた古い写真の風格にも見えてくるので私は気に入っているポイントです。(印画紙的には良く無い状態なのでしょうけど…)

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