SHINAFU Museum

まだアニメがCG制作に置き換えられる以前の時代（1990年代以前）に、伝統的な手描きで作成されたセル画たちの展示室です。
セルという透明シート上に輪郭を作成、そこへ指定された通りに着色作業を行って完成させるのがセル画です。
フィルム撮影時には背景や差し替え（目や口の動き）などいくつかの素材を重ねながら、一コマ一コマの絵を作っていくという手間のかかるものでした。
しかしセル画は中間工程の作成物であるため、フィルム撮影が終わると廃棄処分になる場合が多かった様です。
（セル画はアニメ本編を作るための材料のひとつに過ぎず、フィルム撮影が終わると必要が無くなる為）
しかし「アニメ本編のオリジナル原本の絵」としての価値が高まり、その唯一性からも人気のある作品や良いシーン、人気キャラなどはかなりの高値で取引されるようになりました。
ここではまだそんなに極端にセル画が高く取引されていなかった頃に入手したいくつかを展示していく予定です。
数は少ないですがお楽しみいただければ幸いです。

ここはちょっと珍しい金属製フィルムカメラをメインに展示していきます。
珍しいだけで高級高価なのかと言えばそんなことは無く、あくまでも自分基準で珍しいと思ったものが対象になっています。

フィルム価格が高騰して撮影すること自体が億劫になったりしますが、私的にはデジカメは記録用、フィルムカメラは記憶用というイメージで分けて使っています。

理由はわかりませんがフィルムカメラで撮影した映像は、何というか妙に脳内に記憶として深く残るからです。
（それだけ下手っぴで一枚撮るのに苦労しているからかも…）