1970 ポルシェ917K “Gulf”『LeMans』
子供の頃に、父の兄が金曜ロードショーの録画を貸してくれて観たのが最初で、展開とセリフを暗記するほど何度も観ていました。 実車は説明の必要も無い超有名車ですね。 このモデルはガルフ・レーシングの50周年記念モデルで、映画のラストシーンを再現したものです。 ポスターにもなっている有名なシーンで、22号車を守り抜いたディレイニーが、8号車のスターラーに「いくらでもかかってこい!」とばかりに腕を伸ばして二本指をクイクイッとすると、スターラーは口を曲げた後微笑み返すという、最大のライバルながら友情を感じてしまう場面です。 チープな出来ながら味のあるモデルを作るbrumm製で、オレンジの部分はデカールで再現してあり、フロントノーズの曲面に合わせきれていませんが、プロポーションは悪くなく、非常に満足度は高いです。 肝心のディレイニーも予想以上に似ており、ちゃんと紺のヘルメットを持っていてカッコいいです。 映画を観た方はお気付きかと思いますが、本当はこのシーンに登場すべきは「21号車」の方ですね。 brummからは20、21、22号車のウェザリングバージョンも出ているようなので、21号車を手に入れて、“完全再現”してみたいと思っています。 #コレクションログ