2013 アウディR18 e-tron クアトロ
入手したのはそれほど昔ではないと思いますが、どこでどう手に入れたのか覚えていません。 この年のル・マンは、前年からル・マンに復帰したトヨタと、過去14回の出場中11回優勝しているアウディとの対決となりました。 レースは序盤から荒れた展開となり、3周目にLMGTE Amクラスでポールを獲得したアストン・マーティンのアラン・シモンセン選手がテルトル・ルージュでクラッシュを喫します。 この時の映像をYoutubeで見ましたが、テルトル・ルージュからユーノディエールへ加速する瞬間に、縁石を踏んだマシンが急にバランスを崩してアウト側へ滑り出し、ガードレールに激しくクラッシュしていました。 ロールケージまでダメージを負う程のクラッシュで、シモンセン選手は帰らぬ人となってしまいます。 その後もセーフティカーが12回も入る展開となりましたが、アウディとトヨタは一進一退の攻防を繰り広げ、最終的にはアウディが1周差で逃げ切り、トヨタとアウディが交互に入る順位となりました。 この勝利でアウディは驚異的な勝率を更新したほか、トム・クリステンセン選手が最多勝利記録を9勝に伸ばして、現時点で史上最多となっています。 モデルは、近年の複雑な造形となったボディを上手く再現してあり、ルーフにある潜望鏡のようなピトー管が面白いですし、特徴的な大型のキラキラヘッドライトもきちんと表現してあります。 アウディは1999年から最近までル・マンに参戦していましたが、レギュレーションなどに合わせてマシンの形状が大きく変化していますので、順に並べて見比べるのがとても楽しいです。 Koshichi note https://note.com/koshichi #コレクションログ