フィアット・パンダ30 “Attenzione Panda a bordo!”
けっこう前に出ていたことは知っていましたが、久々にAmazonで“brumm”と検索したらヒットして、欲しかった記憶が蘇ったのと同時に、(たぶん)定価より安くなっていたので購入しました。 実車は、フィアット126の後継車として巨匠ジョルジェット・ジウジアーロによってデザインされたもので、車名のパンダは、中国を重要な市場として視野に入れていたという説や、モックアップがホワイトとグレーのツートンカラーだったため、という説があります。 500から126へと受け継がれたRRレイアウトをぐるっと回してFFとし、スペースが空いたリア部分は“ハンモックシート”とすることで利便性を高めているほか、ボディはシンプルな面構成で窓まで平面とすることで、斬新でありながらコストダウンを図るなど、ジウジアーロのアイデアが満載されたものとなっています。 モデルは、“Attenzione Panda a bordo!”のタイトルの通りパンダが乗っており、箱にも「1:43のフィアット・パンダはイタリアのブルムで飼育されています」といった旨のイタリアン・ジョークが書かれてあります。 フロントグリルの左右非対称なスリットは、30と45を見分けるポイントとなりますが、そこもきちんと再現してあり、片側しかないドアミラーやボディ下半分のグレーのツヤ消し具合などの作り込みに、イタリア人がイタリア車を作っているというプライドのようなものを感じる、大のお気に入りの一台です。 #コレクションログ