1989 ザウバーC9/88・メルセデス "AEG"
このマシンは、なかなか出来が良いモデルに出会えなかった記憶があり、やっと買っても良いと思えるモデルが出たので購入したと記憶しています。 メルセデスは前年にモータースポーツへの正式復帰を果たし、選手権ではジャガーと熾烈な争いを展開したものの、ル・マンでは原因不明のタイヤバーストにより撤退を余儀なくされ、不完全燃焼に終わりました。 そして迎えたこの年、メルセデスはマシンを銀色一色の“シルバー・アロー”とし、ワークスとして完全復活したことをアピールします。 連覇を目指すジャガー、“隠れワークス”体制のヨースト・ポルシェ、総合優勝が狙える位置まで来た日本勢と強豪ひしめく中24時間レースはスタートし、トップが何度も入れ替わる展開となるも、最終的にはこのマシンがトップでチェッカーを受け、61号車と共に1-2フィニッシュを飾りました。 モデルはシルバーが美しく、実車の少し厚みのある感じがするボディを上手く再現してあって、5ℓV8ツインターボの独特のサウンドが聞こえてきそうな、お気に入りの一台です。 #コレクションログ