Popol Vuh
1969年、フローリアン・フリッケをリーダーに結成されたが、メンバーは流動的で事実上彼のソロプロジェクトに近い。
最初の2枚は当時最新鋭の機器であるモーグ・シンセサイザーを導入したエレクトロニックなサウンドに土着的なパーカッションを加えたオリジナリティ溢れるスタイルだったが、後に電子機器は棄て去りピアノをメインとした伝統的なスタイルに転換。以後長きにわたってややエスニックなテイストを加味したアコースティックサウンドを展開した。
ちなみに、モーグシンセはタンジェリンドリームのアルバム「フェードラ」で使用された後にクラウス・シュルツェに売却されたのは有名な話しである。
2001年にフリッケが逝去し、バンドは自然消滅してしまう。